— 目次 9 項目
  1. 01 XT.com 紹介コード「REQ9DQ」 は今も使えるか?
  2. 02 XT.com 紹介コード「REQ9DQ」 の特典
  3. 03 XT.com 紹介コードでの登録手順
  4. 04 XT.com 登録後にすべきこと
  5. 05 XT.com 紹介コードは登録後に追加できない
  6. 06 XT.com とは
  7. 07 XT.com の特徴
  8. 08 XT.com の規制動向
  9. 09 XT.com 利用前に把握すべきリスク

chainhelm 専用の XT.com 紹介コードは です。

2026-07-17 時点で、 新規ユーザーとして実際に登録し、 紹介コードが適用されることを確認済みです。

登録時にコードを入力すれば、 最大8,888ドル相当ボーナス が適用されます。 紹介コードは登録時のみ入力可能で、 後付けはできないため、 登録時に適用することをお勧めします。

本記事では、 XT.com 紹介コードを使った登録手順を chainhelm 編集チームが実際に検証したうえで、 XT.com の特徴、 日本での利用可否、 リスクもあわせて解説します。

XT.com 紹介コード「REQ9DQ」 は今も使えるか?

chainhelm 編集チームが 2026-07-17 に新規 XT.com アカウントを作成し、 紹介コード「REQ9DQ」 が今も使えることを確認しました。

こちらの画像は、 検証時に撮影した実際の画面です。

— 図 1
登録フォームと紹介コード
2026-07-17
登録フォームと紹介コード
メールアドレス入力欄と、緑のチェックで適用済みを示す紹介コード「REQ9DQ」が並ぶ登録フォーム。同意欄にはチェックが入っている。 出典: chainhelm 編集チーム

画面に「緑のチェック付き REQ9DQ」 と表示されており、 紹介コード REQ9DQ が正しく適用されたことが確認できます。

chainhelm では、 常にコードの有効性を検証し、 利用可能であることを確認しております。

XT.com 紹介コード「REQ9DQ」 の特典

本コードを登録時に入力すると、 XT.com で以下の特典が適用されます。

  • 特典: 最大8,888ドル相当ボーナス
  • 有効期限: なし
  • 対象: 新規ユーザー

紹介コードはアカウント作成時にのみ適用されます。 入力を忘れると特典は受け取れませんので、 ご注意ください。

XT.com 紹介コードでの登録手順

PC・ブラウザで登録する場合と、 スマホ(モバイル)で登録する場合に分けて解説します。

PC・ブラウザでの登録手順

  1. まずは、 XT.com 公式登録ページ を開いてください(紹介コードが適用されたリンクです)。 開くと、 以下のような画面になります。

  2. アカウントを作成する

    — 図 2
    登録フォームと紹介コード
    2026-07-17
    登録フォームと紹介コード
    メールアドレス入力欄と、緑のチェックで適用済みを示す紹介コード「REQ9DQ」が並ぶ登録フォーム。同意欄にはチェックが入っている。 出典: chainhelm 編集チーム

    「Email」タブを選び、入力欄に登録用のメールアドレスを入力します。電話番号で登録したい場合は「Mobile」タブに切り替えます。

    「Referral Code (Optional)」欄には紹介コード「REQ9DQ」があらかじめ入力され、緑色のチェックが付いていることを確認します。このチェックが出ていれば、コードが正しく適用されています。

    利用規約とプライバシーポリシーへの同意にチェックを入れ、「Sign Up」をクリックします(スマートフォンでは「Register & Claim 8,888 USDT」と表示されます)。Google や Apple のアカウントで登録することもできます。

    入力したメールアドレス宛に確認コードが送信され、メール認証コードの入力画面に進みます。

  3. メール認証コードを入力する

    — 図 3
    メール認証コードの入力画面
    2026-07-17
    メール認証コードの入力画面
    送信先を伏せ字で示した「Email Verification Code」画面。「Enter verification code」欄と、5分間の有効期限の案内。 出典: chainhelm 編集チーム

    登録したメールアドレス宛に届いた認証コードを、「Enter verification code」欄に入力します。コードの送信先は伏せ字表示(pn***[email protected])で確認でき、有効期限は5分です。

    コードが届かないときは、「Resend」の右のカウントダウンが終わってから再送信するか、「Didn’t receive the verification code?」から対処します。

    コードを入力して「Next」をクリックすると、パスワードの設定画面に進みます。

  4. 受信メールで認証コードを確認する

    — 図 4
    XTからの認証コードメール
    2026-07-17
    XTからの認証コードメール
    「XT.COM」から届いた確認メール。本文に6桁の認証コードと、5分間の有効期限の記載。 出典: chainhelm 編集チーム

    メールソフトの受信トレイを開き、「XT.COM」([email protected])から届いた「Email Verification」という件名のメールを確認します。

    本文には「Your registration email verification code is」に続けて6桁の認証コードが記載されています。有効期限は5分です。本文の案内どおり、このコードはサポートを含め誰にも共有しないようにします。

  5. パスワードを設定する

    — 図 5
    パスワード設定画面(入力前)
    2026-07-17
    パスワード設定画面(入力前)
    「Create password」画面。空のパスワード欄と、グレーのチェックが付いた3つの入力条件。 出典: chainhelm 編集チーム

    「Please enter password」欄に、ログイン用のパスワードを入力します。

    入力欄の下には「At least 8 characters」「At least 1 uppercase letter」「At least 1 number」という3つの条件が並んでいます。入力前はいずれもグレーのチェックで、まだ条件を満たしていないことを示します。8文字以上・大文字を1つ以上・数字を1つ以上を含むように入力すると、満たした条件から順にチェックが有効になります。

  6. 条件を満たして登録を完了する

    — 図 6
    条件を満たしたパスワード欄
    2026-07-17
    条件を満たしたパスワード欄
    パスワードが入力され、3つの入力条件すべてが緑のチェックに変わった「Create password」画面。 出典: chainhelm 編集チーム

    条件を満たすパスワードを入力すると、「At least 8 characters」「At least 1 uppercase letter」「At least 1 number」の3つのチェックがすべて緑色に変わり、条件をすべて満たしたことを確認できます。

    「Completed」をクリックすると登録が完了し、ログイン済みのトップページが表示されます。

スマートフォン(iOS / Android)での登録手順

  1. まずは、 XT.com 公式登録ページ をモバイルアプリまたはブラウザで開いてください(紹介コードが適用されたリンクです)。 開くと、 以下のような画面になります。

  2. アカウントを作成する

    — 図 7
    登録フォームと紹介コード
    2026-07-17
    登録フォームと紹介コード
    メールアドレス入力欄と、緑のチェックで適用済みを示す紹介コード「REQ9DQ」が並ぶ登録フォーム。同意欄にはチェックが入っている。 出典: chainhelm 編集チーム

    「Email」タブを選び、入力欄に登録用のメールアドレスを入力します。電話番号で登録したい場合は「Mobile」タブに切り替えます。

    「Referral Code (Optional)」欄には紹介コード「REQ9DQ」があらかじめ入力され、緑色のチェックが付いていることを確認します。このチェックが出ていれば、コードが正しく適用されています。

    利用規約とプライバシーポリシーへの同意にチェックを入れ、「Sign Up」をクリックします(スマートフォンでは「Register & Claim 8,888 USDT」と表示されます)。Google や Apple のアカウントで登録することもできます。

    入力したメールアドレス宛に確認コードが送信され、メール認証コードの入力画面に進みます。

  3. メール認証コードを入力する

    — 図 8
    メール認証コードの入力画面
    2026-07-17
    メール認証コードの入力画面
    送信先を伏せ字で示した「Email Verification Code」画面。「Enter verification code」欄と、5分間の有効期限の案内。 出典: chainhelm 編集チーム

    登録したメールアドレス宛に届いた認証コードを、「Enter verification code」欄に入力します。コードの送信先は伏せ字表示(pn***[email protected])で確認でき、有効期限は5分です。

    コードが届かないときは、「Resend」の右のカウントダウンが終わってから再送信するか、「Didn’t receive the verification code?」から対処します。

    コードを入力して「Next」をクリックすると、パスワードの設定画面に進みます。

  4. 受信メールで認証コードを確認する

    — 図 9
    XTからの認証コードメール
    2026-07-17
    XTからの認証コードメール
    「XT.COM」から届いた確認メール。本文に6桁の認証コードと、5分間の有効期限の記載。 出典: chainhelm 編集チーム

    メールソフトの受信トレイを開き、「XT.COM」([email protected])から届いた「Email Verification」という件名のメールを確認します。

    本文には「Your registration email verification code is」に続けて6桁の認証コードが記載されています。有効期限は5分です。本文の案内どおり、このコードはサポートを含め誰にも共有しないようにします。

  5. パスワードを設定する

    — 図 10
    パスワード設定画面(入力前)
    2026-07-17
    パスワード設定画面(入力前)
    「Create password」画面。空のパスワード欄と、グレーのチェックが付いた3つの入力条件。 出典: chainhelm 編集チーム

    「Please enter password」欄に、ログイン用のパスワードを入力します。

    入力欄の下には「At least 8 characters」「At least 1 uppercase letter」「At least 1 number」という3つの条件が並んでいます。入力前はいずれもグレーのチェックで、まだ条件を満たしていないことを示します。8文字以上・大文字を1つ以上・数字を1つ以上を含むように入力すると、満たした条件から順にチェックが有効になります。

  6. 条件を満たして登録を完了する

    — 図 11
    条件を満たしたパスワード欄
    2026-07-17
    条件を満たしたパスワード欄
    パスワードが入力され、3つの入力条件すべてが緑のチェックに変わった「Create password」画面。 出典: chainhelm 編集チーム

    条件を満たすパスワードを入力すると、「At least 8 characters」「At least 1 uppercase letter」「At least 1 number」の3つのチェックがすべて緑色に変わり、条件をすべて満たしたことを確認できます。

    「Completed」をクリックすると登録が完了し、ログイン済みのトップページが表示されます。

XT.com 登録後にすべきこと

PC・ブラウザで本人確認する場合と、 スマホ(モバイル)で本人確認する場合に分けて解説します。

PC・ブラウザでの本人確認

— 図 12
特典モーダル付きのトップページ
2026-07-17
特典モーダル付きのトップページ
ログイン後のトップページに重なる、新規ユーザー特典「8,888 USDT」のモーダル。「Claim now」「Check later」を表示。 出典: chainhelm 編集チーム

登録が完了すると、ログイン済みのトップページが開き、新規ユーザー向けの特典モーダル「New user limited-time gift 8,888 USDT」が表示されます。

特典を受け取る場合は「Claim now」を、あとで確認する場合は「Check later」をクリックしてモーダルを閉じます。上部のメニューには入金用の「Deposit」も並んでいます。

取引を本格的に始める前に、次は本人確認へ進みます。

— 図 13
未認証状態の本人確認画面
2026-07-17
未認証状態の本人確認画面
「Unverified」と表示された本人確認のトップ画面。「Verify Now」と、審査期間「Within 2 Days」を含む案内。 出典: chainhelm 編集チーム

アカウントメニューの「Identity Verification」を開くと、本人確認のトップ画面が表示されます。現在の状態は「Unverified」(未認証)で、「Current Amount Limit」から本人確認前の入出金上限を確認できます。

写真と動画による認証が必要なこと、法定通貨取引の権限が追加されること、審査期間が「Within 2 Days」(2日以内)であることを確認し、「Verify Now」をクリックして本人確認情報の入力フォームに進みます。

— 図 14
本人確認情報の入力フォーム
2026-07-17
本人確認情報の入力フォーム
国・身分証種別・氏名・番号の入力欄と、身分証の表裏・本人確認動画のアップロード欄を備えた本人確認フォーム。 出典: chainhelm 編集チーム

本人確認フォームでは、まず国・地域と身分証の種類(「ID card」など)を選びます。承認後は内容を変更できないため、画面の注意書きに従って正確に入力します。

続いて「Real Name」に氏名、「Certificate Number」に身分証番号を入力します。

「Portrait Side of ID Card」と「National Emblem Side of ID Card」に身分証の表と裏の写真をアップロードし、「Upload authentication video」の案内に従って、画面に表示された数字を読み上げた本人確認動画をアップロードします。動画はスマートフォンアプリからでも撮影・提出でき、右側のQRコードからアプリを入手できます。

スマートフォン(iOS / Android)での本人確認

— 図 15
特典モーダル付きのトップページ
2026-07-17
特典モーダル付きのトップページ
ログイン後のトップページに重なる、新規ユーザー特典「8,888 USDT」のモーダル。「Claim now」「Check later」を表示。 出典: chainhelm 編集チーム

登録が完了すると、ログイン済みのトップページが開き、新規ユーザー向けの特典モーダル「New user limited-time gift 8,888 USDT」が表示されます。

特典を受け取る場合は「Claim now」を、あとで確認する場合は「Check later」をクリックしてモーダルを閉じます。上部のメニューには入金用の「Deposit」も並んでいます。

取引を本格的に始める前に、次は本人確認へ進みます。

— 図 16
未認証状態の本人確認画面
2026-07-17
未認証状態の本人確認画面
「Unverified」と表示された本人確認のトップ画面。「Verify Now」と、審査期間「Within 2 Days」を含む案内。 出典: chainhelm 編集チーム

アカウントメニューの「Identity Verification」を開くと、本人確認のトップ画面が表示されます。現在の状態は「Unverified」(未認証)で、「Current Amount Limit」から本人確認前の入出金上限を確認できます。

写真と動画による認証が必要なこと、法定通貨取引の権限が追加されること、審査期間が「Within 2 Days」(2日以内)であることを確認し、「Verify Now」をクリックして本人確認情報の入力フォームに進みます。

— 図 17
本人確認情報の入力フォーム
2026-07-17
本人確認情報の入力フォーム
国・身分証種別・氏名・番号の入力欄と、身分証の表裏・本人確認動画のアップロード欄を備えた本人確認フォーム。 出典: chainhelm 編集チーム

本人確認フォームでは、まず国・地域と身分証の種類(「ID card」など)を選びます。承認後は内容を変更できないため、画面の注意書きに従って正確に入力します。

続いて「Real Name」に氏名、「Certificate Number」に身分証番号を入力します。

「Portrait Side of ID Card」と「National Emblem Side of ID Card」に身分証の表と裏の写真をアップロードし、「Upload authentication video」の案内に従って、画面に表示された数字を読み上げた本人確認動画をアップロードします。動画はスマートフォンアプリからでも撮影・提出でき、右側のQRコードからアプリを入手できます。

以上で、紹介リンク経由のアカウント作成から本人確認の入力開始までがひととおり完了し、あとは画面の案内に沿って認証を進めれば取引を始められます。

XT.com 紹介コードは登録後に追加できない

紹介コードは登録時のみ入力可能で、 後付けはできません。

紹介コードを入力せずにアカウント登録を完了した場合、 後から紹介コードを紐づけることはできないので、 注意してください。

なお、 まだKYC(本人確認)が完了していないのであれば、 新規アカウントを作成することも可能なので、 選択肢として検討してください。

  • 紹介コード入力欄に REQ9DQ が表示されているか
  • アカウント作成完了前に紹介コード欄を再確認

XT.com とは

2018 年創業のデリバティブ主導という規模と序列

XT.com は 2018 年に設立された暗号資産取引所です(CoinMarketCap では 2018 年 10 月のローンチと記載されています)。設立から数年で相応の取引規模に達していますが、その重心は現物取引よりもデリバティブ(先物)にあります。chainhelm 編集チームが公開データを突き合わせた範囲でも、その序列は数字にはっきりと表れています。

2018設立年CoinMarketCap は 2018 年 10 月ローンチ
約 14.0 億ドル現物 24 時間出来高(CoinGecko)CoinMarketCap は約 15.2 億ドル。CoinGecko 現物ランク #84
約 72 億ドルデリバティブ 24 時間出来高建玉 約 65 億ドル。デリバランク #8(CoinGecko)/ #10(CoinMarketCap)
1,000+ 銘柄取扱通貨(公式値)1,300+ ペア。集計側は CoinGecko 720 銘柄 / 791 ペア、CoinMarketCap 800+ 銘柄

本拠地は判然としません。取引所トラッカー上はセーシェル(SC)登録とされる一方、報道では運用面でドバイ(AE)拠点と紹介されることが多く、XT 自身は単一の本社都市を公表していません。運営法人は第三者のプロフィールで「Fibtc Ltd」とされますが、公式ソースでは確認できていません。

登録ユーザー数も、公表値そのものに幅があります。公式の About ページが見出しで「1,200 万人超」を掲げながら、本文では「780 万人超」と述べており、社内で数字が食い違ううえ、監査を経た値もありません。取扱数についても、公式が掲げる規模は集計サイトの実数より多めで、額面どおりには受け取れないというのが chainhelm の見方です。

注目すべきは、現物とデリバティブの序列差です。上の数値のとおり、デリバティブの出来高とランクが現物を大きく上回っており、現物先行の同規模帯とは異なる素性がはっきり出ています。

現物ではなく先物(デリバティブ)を主戦場とする — これが XT.com の素性です。

取引手数料と XT トークンによる割引構造

取引コストは、現物と先物で構造が異なります。手数料だけを見ても実際のコストは見えにくいので、素の手数料とネイティブトークン割引を分けて押さえておきます。

現物(spot)手数料
標準は maker・taker ともに 0.2%。VIP ティアが上がると Premium VIP の 0.02% まで下がります。
先物(futures)手数料
標準で maker 約 0.02% / taker 約 0.06%。公式のティア別 futures 表は、ログイン後にのみ表示される副次情報です。
XT トークン払いの割引
手数料をネイティブトークン XT で支払うと、現物手数料が約 25% 下がります(二次ソースでは 10〜50% と幅があり、対象は現物のみで、先物での割引は報告されていません)。

素の手数料は中位水準で、VIP ティアやトークン払いを組み合わせて初めて低コストになります。トークン割引はネイティブトークンの保有・支払いを前提とする仕組みで、適用が現物に限られる点は見落とさないようにしたいところです。ここに挙げた数値は検証時点(2026-07-17)のもので、ティア構成は変わりうるため、実際に発注する前に最新のレートを確認しておくのが安全です。

◆ ◇ ◆

XT.com の特徴

TradFi パーペチュアルと最大 500 倍レバレッジという差別化

XT.com を同規模帯の他の取引所と分けているのは、先物まわりの品揃えです。前章で見たとおりデリバティブが主戦場であることに加えて、次のような特徴があります。

TradFi パーペチュアル先物
株価指数(SP500・NAS100・DJ30)や商品(OIL・GOLD/XAUT)を対象にした USDT-M の「TradFi」パーペチュアル先物を、最大 500 倍レバレッジで提供します。多くの同規模帯の暗号資産取引所にはない幅です。
無利息マージン取引
3〜20 倍の無利息マージン取引を用意しており(XT 自身は「業界初」と主張)、CEX としては非典型な構造です。
上場の幅と速度
1,000+ 銘柄 / 1,300+ ペアと幅広く、小型・ミーム・予測トークンの上場も速く、ロングテールのカバレッジが厚めです。

こうした設計は、XT.com を「先物・高レバレッジ・ロングテール志向のトレーダー」に向いた場所にしています。一方で、上場の速さや幅は裏を返せば審査の緩さでもあり、XT が掲げる「無侵害」などの自己申告は独立した検証を経ていない点は割り引いて見る必要があります。高レバレッジのパーペチュアルは、後段のリスク章で改めて触れるとおり、損失を大きく増幅しうる諸刃の構造でもあります。

XT.com が向く層と、他社・現地取引所が勝つケース

XT.com を選ぶ理由と、逆に他の取引所や現地の取引所が勝つ場面は、目的によってはっきり分かれます。

XT.com が向く層

先物・高レバレッジ・ロングテール志向

デリバティブを中心に取引し、TradFi パーペチュアルや高レバレッジ、上場間もない小型・ミーム・予測トークンにアクセスしたい層。これらは規制下の取引所には like-for-like の代替が見当たりません。
現地ライセンス取引所が向く層

規制保護・現地通貨・現物重視

国内ライセンス、現地通貨建ての法定通貨レール、法定の投資家保護、規制下での現物アクセスを重視する層。XT.com は調査したすべての管轄で無登録・無認可のため、この層は現地でライセンスを持つ取引所の方が適しています。

どちらが「正解」かは、何を重視するか次第です。XT.com の強みはあくまで先物・レバレッジ・銘柄の幅にあり、規制の裏付けや投資家保護を優先するなら、比較の土俵そのものが変わります。合法かどうか・自国で使えるかどうかという可否の判断は、次章の規制動向であらためて扱います。

◆ ◇ ◆

XT.com の規制動向

確認できるライセンスの不在とセーシェル FSA の非関係通知

規制面は、XT.com を評価するうえで最も慎重に扱うべき部分です。検証可能な主要規制ライセンスは、chainhelm が調べた範囲では確認できませんでした。

セーシェル FSA の非関係通知(2026-04-09)セーシェル金融サービス庁(FSA)は 2026 年 4 月 9 日の公告で、XT のサイト(xt.com)はいかなる資格においても FSA が認可・監督する法人とは関連しないと明示しました。XT の登録地とされるセーシェルの当局自身が、非関係を公に述べた形です。

XT は自社を「主要な規制ライセンスを保有」と marketing していますが、具体的な当局名やライセンス番号は開示していません。YMYL(お金と健康に関わる情報)の観点から、chainhelm はこれを「取得済み」とは推認しません。なお XT は単一のグローバル・プラットフォームを運営しており、地域ごとの別法人(regional sibling entity)を持ちません。グローバル版が使えない地域では、XT 系列の現地法人ではなく、第三者の現地ライセンス取引所へ読者を振り向けるのが実態です。

利用規約が除外する国と地域

XT の利用規約は、いくつかの国・地域を明示的に除外しています。対象は米国(US)・カナダ(CA)・中国(CN)・キューバ(CU)・北朝鮮(KP)・シンガポール(SG)・スーダン(SD)・ベネズエラ(VE)、およびクリミアで、とりわけ米国居住者(US persons)には全面的に利用を禁じています。

読み違えないための注記これらの除外は、当該市場の規制当局が XT を禁止したという意味ではありません。XT 自身が利用規約と IP ジオブロックで課す自主的なアクセス制限であり、逆に言えば、当局が XT を認可したことを示すものでもありません。

規制動向の方向性と日本での位置づけ

外部からの監視は、緩むよりも締まる方向にあります。セーシェル FSA の非関係通知(2026-04-09)がその一例で、XT は確認できる主要ライセンスを持たないまま、公には「コンプライアンス」を強調しています。取引規模の大きさに比べて、規制上の standing が薄いというのが chainhelm の見立てです。一方で、日付を特定できる市場・管轄からの撤退イベントは確認されていません。調査対象とした市場の多くで、XT は無登録・無認可のまま稼働しており、その大半では規制当局に個別名指しされていません(名指しやブロックは一部の管轄に限られます)。

日本での位置づけXT.com は金融庁(JFSA)の暗号資産交換業者として無登録ですが、金融庁の無登録業者に対する警告リストには名指しされていません。ただし、国内で登録された交換業者ではないため、利用は日本国内の投資家保護の対象外です。

◆ ◇ ◆

XT.com 利用前に把握すべきリスク

カウンターパーティの健全性と資金保全の実績

取引所を選ぶとき最後に問うべきは、「倒れないか・預けた資産を守れるか」です。XT.com には、その点で見過ごせない track record があります。

ホットウォレット侵害(2024-11-28)2024 年 11 月 28 日、XT はホットウォレットの侵害を受けました(被害額は約 170 万ドル、約 461.58 ETH)。原因は秘密鍵の漏洩が最有力とされます。XT は全出金を一時停止し(当初は「ウォレットのアップグレードとメンテナンス」と説明)、約 24 時間以内に再開、準備金はユーザー資産の 1.5 倍超を維持したと表明しました。最初に指摘したのはセキュリティ企業 PeckShield です。

資産保全の裏付けとされる Proof of Reserves(PoR)にも留保が必要です。XT の PoR ページは自己サーブ型の Merkle ツリーで 1:1(100% 以上)のカバレッジを主張しますが、「mainstream assets」の準備率テーブルは現在「No data」と表示され、監査人の記名もありません。第三者の CER.live は、XT を「proof of reserves の監査なし」と評価しています。出金停止からの復帰が速かったこと自体は事実ですが、原因説明が後付けだった経緯や、監査済みの準備金証明が欠けている点は、資産を預ける前提として慎重に見ておくべきです。

規制上の裏付けの薄さと高レバレッジのリスク

XT が受けてきた名指しの規制対応は、特定の読者向けの「使えるか」判断ではなく、取引所そのものの track record として押さえておくべき事実です。

2022-08-18
韓国の金融情報分析院(KoFIU)が XT.com を無登録の海外事業者として名指しし、捜査当局に告発しました。
2025-03-25
英国 FCA が XT.com を無認可業者として警告リストに追加。同時期に韓国では FIU の要請で Google Play の Android アプリがブロックされました。
2026-04-09
セーシェル FSA が XT のサイト(xt.com)との非関係を公告しました(前章参照)。

確認できる主要規制ライセンスがないまま、複数の当局から名指しの警告・措置を受けているという事実は、XT が無登録の管轄では利用者が国内の投資家保護を受けられない、という含意につながります。加えて、一部のパーペチュアル(TradFi 指数・商品パーペチュアルを含む)では最大 500 倍のレバレッジが可能で、損失リスクを大きく増幅します。セキュリティ格付は CER.live で BBB(76/100)にとどまり、ISO 27001 や CCSS の取得も確認できません。利用を検討するのであれば、自分の居住地での可否と XT の最新の規制ステータスを、発注の前に自分で確認しておくことを強く勧めます。