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chainhelm 専用の BingX 紹介コードは です。
2026-07-11 時点で、 新規ユーザーとして実際に登録し、 紹介コードが適用されることを確認済みです。
登録時にコードを入力すれば、 最大10,800ドル相当ボーナス が適用されます。 紹介コードは登録時のみ入力可能で、 後付けはできないため、 登録時に適用することをお勧めします。
本記事では、 BingX 紹介コードを使った登録手順を chainhelm 編集チームが実際に検証したうえで、 BingX の特徴、 日本での利用可否、 リスクもあわせて解説します。
BingX 紹介コード「LDIOMM」 は今も使えるか?
chainhelm 編集チームが 2026-07-11 に新規 BingX アカウントを作成し、 紹介コード「LDIOMM」 が今も使えることを確認しました。
こちらの画像は、 検証時に撮影した実際の画面です。
画面に「10,800+ USDT Welcome Gift」 と表示されており、 紹介コード LDIOMM が正しく適用されたことが確認できます。
chainhelm では、 常にコードの有効性を検証し、 利用可能であることを確認しております。
BingX 紹介コード「LDIOMM」 の特典
本コードを登録時に入力すると、 BingX で以下の特典が適用されます。
- 特典: 最大10,800ドル相当ボーナス
- 有効期限: なし
- 対象: 新規ユーザー
紹介コードはアカウント作成時にのみ適用されます。 入力を忘れると特典は受け取れませんので、 ご注意ください。
BingX 紹介コードでの登録手順
PC・ブラウザで登録する場合と、 スマホ(モバイル)で登録する場合に分けて解説します。
PC・ブラウザでの登録手順
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まずは、 BingX 公式登録ページ を開いてください(紹介コードが適用されたリンクです)。 開くと、 以下のような画面になります。
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紹介リンクから登録ページを開く
— 図 2紹介リンクの登録ページ2026-07-11
紹介者 chainhelm とウェルカムギフト、アカウント作成フォームが並ぶ登録ページ 出典: chainhelm 編集チーム chainhelm の紹介リンクからこのページを開き、「Create an Account」フォームへ進みます。紹介者が chainhelm になっていること、そして「Referrer’s Referral Code or UID (Optional)」欄に紹介コードがあらかじめ入っていることを確認すれば、コードを自分で入力する手間なく登録に進めます。
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メールアドレスとパスワードを入力する
— 図 3登録フォームへの入力2026-07-11
メールとパスワードが入力され、紹介コードと同意のチェックも入った「Create an Account」フォーム 出典: chainhelm 編集チーム 「Email」タブを選び、メールアドレスとパスワードを入力します。パスワードが「8-30 characters」「Must contain numbers and letters」の条件を満たすと、それぞれの項目にチェックが付きます。
「Referrer’s Referral Code or UID (Optional)」欄に紹介コードが入っていること、規約への同意にチェックが入っていることを確認したら、「Sign Up」をクリックします。Google や Apple のアカウントを使う場合は、「Continue with Google」または「Continue with Apple」から登録することもできます。
「Sign Up」をクリックすると、メール宛てに送られる認証コードの入力へ進みます。
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認証コードの送信を確認する
— 図 4認証コードの送信2026-07-11
登録メールに認証コードが送信され、コード入力欄が空のままの「Security Verification」画面 出典: chainhelm 編集チーム 「Sign Up」をクリックすると「Security Verification」の画面が開き、登録したメールアドレス宛てに認証コードが送信されます。コード入力欄は空のままなので、この画面はそのままにして、メールの受信ボックスを開きます。
コードが届かないときは、入力欄の下のカウントダウンが終わってから再送できます。
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メールで認証コードを確認する
— 図 5認証コードのメール2026-07-11
6桁の認証コードと、10分間有効という案内が記載された BingX からの受信メール 出典: chainhelm 編集チーム 受信ボックスで、BingX から届いた「[BingX] Security Verification Code」というメールを開きます。本文に記載された6桁の認証コードをコピーします。
コードの有効期限は10分間です。確認できたら、期限が切れないうちに登録の入力画面へ戻ります。
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認証コードを入力して登録を完了する
— 図 6認証コードの入力2026-07-11
コード入力欄に認証コードが入り、「Resend」と「Confirm」が並ぶ「Security Verification」画面 出典: chainhelm 編集チーム メールで確認したコードを、「Security Verification」画面のコード入力欄に入力します。コードが入ったら「Confirm」をクリックします。
コードが届かない場合や有効期限が切れた場合は、「Resend」から再送できます。「Confirm」でコードが認証されるとアカウントの作成が完了し、続けて本人確認(KYC)の案内画面へ進みます。
スマートフォン(iOS / Android)での登録手順
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まずは、 BingX 公式登録ページ をモバイルアプリまたはブラウザで開いてください(紹介コードが適用されたリンクです)。 開くと、 以下のような画面になります。
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紹介リンクから登録ページを開く
— 図 7紹介リンクの登録ページ2026-07-11
紹介者 chainhelm とウェルカムギフト、アカウント作成フォームが並ぶ登録ページ 出典: chainhelm 編集チーム chainhelm の紹介リンクからこのページを開き、「Create an Account」フォームへ進みます。紹介者が chainhelm になっていること、そして「Referrer’s Referral Code or UID (Optional)」欄に紹介コードがあらかじめ入っていることを確認すれば、コードを自分で入力する手間なく登録に進めます。
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メールアドレスとパスワードを入力する
— 図 8登録フォームへの入力2026-07-11
メールとパスワードが入力され、紹介コードと同意のチェックも入った「Create an Account」フォーム 出典: chainhelm 編集チーム 「Email」タブを選び、メールアドレスとパスワードを入力します。パスワードが「8-30 characters」「Must contain numbers and letters」の条件を満たすと、それぞれの項目にチェックが付きます。
「Referrer’s Referral Code or UID (Optional)」欄に紹介コードが入っていること、規約への同意にチェックが入っていることを確認したら、「Sign Up」をクリックします。Google や Apple のアカウントを使う場合は、「Continue with Google」または「Continue with Apple」から登録することもできます。
「Sign Up」をクリックすると、メール宛てに送られる認証コードの入力へ進みます。
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認証コードの送信を確認する
— 図 9認証コードの送信2026-07-11
登録メールに認証コードが送信され、コード入力欄が空のままの「Security Verification」画面 出典: chainhelm 編集チーム 「Sign Up」をクリックすると「Security Verification」の画面が開き、登録したメールアドレス宛てに認証コードが送信されます。コード入力欄は空のままなので、この画面はそのままにして、メールの受信ボックスを開きます。
コードが届かないときは、入力欄の下のカウントダウンが終わってから再送できます。
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メールで認証コードを確認する
— 図 10認証コードのメール2026-07-11
6桁の認証コードと、10分間有効という案内が記載された BingX からの受信メール 出典: chainhelm 編集チーム 受信ボックスで、BingX から届いた「[BingX] Security Verification Code」というメールを開きます。本文に記載された6桁の認証コードをコピーします。
コードの有効期限は10分間です。確認できたら、期限が切れないうちに登録の入力画面へ戻ります。
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認証コードを入力して登録を完了する
— 図 11認証コードの入力2026-07-11
コード入力欄に認証コードが入り、「Resend」と「Confirm」が並ぶ「Security Verification」画面 出典: chainhelm 編集チーム メールで確認したコードを、「Security Verification」画面のコード入力欄に入力します。コードが入ったら「Confirm」をクリックします。
コードが届かない場合や有効期限が切れた場合は、「Resend」から再送できます。「Confirm」でコードが認証されるとアカウントの作成が完了し、続けて本人確認(KYC)の案内画面へ進みます。
BingX 登録後にすべきこと
PC・ブラウザで本人確認する場合と、 スマホ(モバイル)で本人確認する場合に分けて解説します。
PC・ブラウザでの本人確認
前の画面で「Confirm」を押すと、アカウントが作成され、続けて本人確認(KYC)を案内する画面へ進みます。画面上部の進捗表示で、「Sign Up」がすでに完了し、「Identity Verification」と「Deposit」がこれからのステップであることを確認できます。
画面の「Before KYC」「After KYC」の比較表からは、入金・出金・取引が本人確認の完了後に利用できるようになることが読み取れます。内容を確かめたら「Verify Now」をクリックし、本人確認を始めます。
「Verify Now」を押すと「Advanced Verification」の画面が開きます。まず「Issuing Country/Region」で、本人確認書類を発行した国や地域を選びます(画面では例として「Philippines」が選ばれています)。
続いて「ID Type」で使用する書類の種類を選びます。「ID Card」「Passport」「Driving License」「Residence Permit」の中から手元の書類に合うものを1つ選び、「Next」をクリックします。
スマートフォン(iOS / Android)での本人確認
前の画面で「Confirm」を押すと、アカウントが作成され、続けて本人確認(KYC)を案内する画面へ進みます。画面上部の進捗表示で、「Sign Up」がすでに完了し、「Identity Verification」と「Deposit」がこれからのステップであることを確認できます。
画面の「Before KYC」「After KYC」の比較表からは、入金・出金・取引が本人確認の完了後に利用できるようになることが読み取れます。内容を確かめたら「Verify Now」をクリックし、本人確認を始めます。
「Verify Now」を押すと「Advanced Verification」の画面が開きます。まず「Issuing Country/Region」で、本人確認書類を発行した国や地域を選びます(画面では例として「Philippines」が選ばれています)。
続いて「ID Type」で使用する書類の種類を選びます。「ID Card」「Passport」「Driving License」「Residence Permit」の中から手元の書類に合うものを1つ選び、「Next」をクリックします。
本人確認(KYC)まで終えると、入金・出金・取引といった機能をひととおり利用できるようになります。
BingX 紹介コードは登録後に追加できない
紹介コードは登録時のみ入力可能で、 後付けはできません。
紹介コードを入力せずにアカウント登録を完了した場合、 後から紹介コードを紐づけることはできないので、 注意してください。
なお、 まだKYC(本人確認)が完了していないのであれば、 新規アカウントを作成することも可能なので、 選択肢として検討してください。
- 紹介コード入力欄に LDIOMM が表示されているか
- アカウント作成完了前に紹介コード欄を再確認
BingX とは
BingX は、 コピートレードと高レバレッジのデリバティブを軸に、 暗号資産と契約ベースの伝統資産(TradFi)を 1 つの口座で扱えることを打ち出している取引所です。 まずは、 誰がいつ立ち上げ、 どの程度の規模で、 どのようなコストで使えるのかを整理します。
運営会社と設立の経緯
BingX がサービスを開始したのは 2018 年 5 月です。 当初は「Bingbon」というブランドで、 のちに BingX へと名称を変更しました。 暗号資産のコピートレード(他のトレーダーの取引を自動で追随する仕組み)をいち早く取り入れた取引所の 1 つで、 この出自は現在の商品構成にもそのまま表れています。
登記上の拠点は英領ヴァージン諸島で、 親会社として特定されているのは BingX Group Limited(Road Town, Tortola)です(Dun & Bradstreet および CoinGecko・CER.live の情報)。 カナダ・EU・オーストラリアにも支店があると報じられています。 一部の媒体は「シンガポール拠点」と紹介していますが、 後述のとおり BingX はシンガポールを制限地域としており、 特定された親会社は英領ヴァージン諸島の登記です。 拠点に関する記述には食い違いがある、 という点は押さえておいてよいでしょう。
運営体制については、 創業者・CEO・最終的な受益者(UBO)を明確に示した権威ある公開情報が見当たりません。 公に確認できる最上位の役員は、 最高プロダクト責任者(CPO)の Vivien Lin 氏(BingX Labs 責任者、 2023 年 12 月〜)で、 2024 年 9 月のハッキング対応時には同社のスポークスパーソンを務めました。 誰が運営しているのかがはっきり見えないこと自体が、 この取引所の輪郭を把握するうえで押さえておきたい事実です。
取引規模と取扱商品
これらの数値は、 受け止め方に注意が必要です。 ユーザー数は 2026 年の公式 About ページによる自称で監査を経ておらず、 CoinGecko の記載とも開きがあります。 出来高の内訳からは、 BingX の強みが現物の板の厚さではなく、 デリバティブ側にあることがはっきり読み取れます。 順位も、 出来高で見るか建玉(OI)で見るかといった集計基準で変わります。 準備金も集計元によって数倍の開きがあり、 上の数字はいずれも参照値として捉えるのが無難です。
取扱商品は多岐にわたります。 現物(約 760 銘柄)に加え、 USDT 建ての無期限先物と、 コピートレードを簡素化した「Standard Futures」(広告上の最大レバレッジは 125 倍)、 コピー/ソーシャルトレード、 トレーディングボット、 Earn(資産運用)、 そして暗号資産と並んで世界株式・指数や pre-IPO の ADR を契約ベースで扱う BingX TradFi、 Web3 ウォレット、 API などを揃えています。 一方で、 独自のオプション専用商品や、 手数料の割引に使えるネイティブの取引所トークンは持っていません。 商品の幅広さと「トークンを持たない」点が、 このあとの特徴とコスト構造につながります。
近年のマイルストーンは、 スポーツのスポンサーシップと AI・TradFi への投資に集中しています。 ブランドの露出を高めつつ、 暗号資産以外へ商品を広げようとしている姿勢がうかがえます。
取引手数料とネイティブトークンなしの割引構造
- 現物(スポット)
- 標準の maker / taker はいずれも 0.10%(base rate)。
- 無期限先物
- 標準で maker 0.020% / taker 0.050%。 簡易版の「Standard Futures」はクローズ時に一律 0.045%。
- 出金コスト
- オンチェーンの出金手数料は資産・ネットワークごとに異なり、 単一の定額は公表されていない(資産別のスケジュール)。
手数料の割引構造には、 BingX ならではの特徴があります。 多くの大手取引所が自前の取引所トークンの保有量に応じて手数料を下げるのに対し、 BingX はネイティブの取引所トークンを持ちません。 手数料の低減は、 取引量や資産残高に基づく VIP ランク(Regular から Supreme VIP まで)だけで決まり、 たとえば無期限先物の Supreme VIP では maker 0.0000% / taker 0.0250% に達します(2026-07-11 時点)。 最良のレートに到達するのに特定トークンの保有を求められない点は、 主要な同業他社との構造的な違いです。 どの銘柄・どの取引量帯で有利になるかは、 この VIP 構造を基準に見積もるのが実際的です。
BingX の特徴
数ある取引所の中で BingX が押し出しているのは、 コピートレード・多資産・AI・高レバレッジという 4 つの方向性です。 それぞれが「なぜこの取引所を選ぶのか」の核になっています。
BingX ならではの強み(コピートレード・多資産・AI・高レバレッジ)
1 つ目はコピー/ソーシャルトレードです。 BingX は暗号資産取引所として初めてコピートレードを立ち上げたと自称しており、 初心者にも経験者にも中心的な商品として位置づけています。 多くの Tier-1 取引所より早く、 かつ中核に据えている点は、 明確な差別化要素と言ってよいでしょう。
2 つ目は多資産(TradFi)です。 暗号資産と並んで、 世界の株式・指数・商品・為替を 1 つの口座で扱え、 SK Hynix のような pre-IPO の ADR にもアクセスできます。 2026 年半ばの時点で株式の累計出来高は 27 億ドルを超えたと報告されており、 純粋な暗号資産取引所としては異例です。
3 つ目は、 ネイティブトークンを持たないという設計です。 Binance(BNB)や Bybit・OKX、 MEXC(MX)と異なり、 BingX にはトークン保有に基づく手数料の低減も、 最良レート到達のためのトークン保有要件もありません。 割引は純粋に取引量・資産ベースの VIP ランクで決まり、 競合の VIP レベルに合わせる「VIP Trial Pass」(最大 +2、 上限 VIP 5)も用意されています。
最良のレートにトークン保有を求めないという設計が、 トークン軸の主要取引所に対する BingX のいちばんの違いです。
4 つ目は、 高レバレッジと AI です。 無期限先物では最大 125 倍のレバレッジを広告しており、 VIP 向けにはスリッページ 0 を掲げる「Guaranteed Price」も提供します。 さらに、 AI ネイティブなトレーディングツール(BingX AI Claw)への傾斜は、 多くの同業より前面に出ています。 これらは、 コピートレードや高レバレッジのデリバティブを主目的にする層にとって、 実際の使い勝手に直結する強みです。
他の取引所が向くケース
もっとも、 BingX がすべての人に最適とは限りません。 読者が天秤にかける相手は、 多くの場合トークンを軸にした主要取引所 — Binance(BNB)、 Bybit、 OKX、 MEXC(MX)です。 BingX の差別化がまさに「割引トークンを持たないこと」である以上、 グローバルに見ればこれらが主な比較対象になります。 次のようなケースでは、 他の取引所のほうが向くことがあります。
制限地域に住んでいる
完全監査の準備金証明と手厚い保険を重視する
厚い現物流動性が必要
逆に言えば、 コピートレードや高レバレッジのデリバティブ、 多資産を 1 つの口座でという使い方が主目的なら、 BingX の強みが活きます。 なお、 日本は BingX の制限地域ではなく利用可能なので(詳しくは次章の規制動向で触れます)、 上記ケース 1 は日本の読者には直接あてはまりません。
BingX の規制動向
取引所としての規制上の立ち位置は、 地域ごとに大きく異なります。 どこで登録を持ち、 どこを利用禁止にしているのか、 そして日本ではどう位置づけられるのかを、 事実に即して整理します。
取得ライセンスと利用禁止国
- オーストラリア(AUSTRAC)
- デジタル通貨取引所(DCE)登録(BINGX GLOBAL PTY LTD)。
- リトアニア(FCIS)
- 暗号資産サービスプロバイダ登録(BINGX EU UAB)。 MiCA への移行中と報じられるが、 ESMA の CASP レジスタには未掲載。
- カナダ(FINTRAC)
- MSB(送金業)登録(BingX Pay Limited)。 ただしカナダは同時に BingX の制限リストにも入っており、 この登録は取引所取引ではなく決済エンティティを対象とする可能性が高い。
これらは、 統合されたグローバルなライセンスではなく、 地域ごとのエンティティが持つ AML(マネーロンダリング対策)型の登録です。 取引所としての包括的な認可とは意味が異なります。
一方で、 BingX は自ら「制限地域(Restricted Jurisdictions)」を定め、 これらの国・地域の顧客を受け入れていません。 具体的には、 アフガニスタン、 ブルンジ、 カンボジア、 カナダ、 中央アフリカ、 中国本土、 キューバ、 コンゴ民主共和国、 香港特別行政区、 イラン、 ラオス、 マカオ特別行政区、 ミャンマー、 オランダ、 北朝鮮、 パナマ、 シンガポール、 ソマリア、 英国、 米国(属領を含む)、 およびウクライナのクリミア/ドネツク/ルハンスク地域が挙げられています。
なお、 上記の登録に用いられている同一ブランドの地域エンティティは、 あくまで登記・信頼性に関する事実であって、 個別の読者が乗り換えられる代替取引所ではありません。
規制強化の動きと市場撤退
全体像としては、 規制の方向感は一様ではないものの、 アクセス面では引き締まる傾向にあります。 BingX は AUSTRAC・FCIS・FINTRAC の登録を持ち、 あるいは追求し、 MiCA の認可も目指す一方で、 インドでの取り締まりや EU からの排除リスク、 広範な制限地域リスト、 そして 2024 年のハッキングをめぐる監視強化が重なっているためです。 現在サービスを提供している地域でも、 規制次第で状況が変わりうる、 という前提で見ておくのがよいでしょう。
日本での位置づけ:金融庁への登録がない現状
最後に、 日本での位置づけを整理します。 日本では、 BingX は金融庁(JFSA)に暗号資産交換業者として登録されていません。 ただし、 名指しの警告を受けているわけでもなく、 同業他社を襲った 2024〜2025 年の一連の取り締まりからは目立って外れています。 アプリも引き続きダウンロードできる状態です。
「使える」ことと、 「登録済み・公認である」ことは別物です。 日本の読者は、 この区別を踏まえたうえで判断する必要があります。
利用できる状態にあることは事実ですが、 それは日本の規制当局が内容を確認・公認していることを意味しません。 この点を理解したうえで、 自分にとって許容できるかどうかを見極めてください。
BingX 利用前に把握すべきリスク
ここからは、 BingX を使ううえで「自分の制御の外」にあるリスクを、 これまでの経緯と実績に即して見ていきます。 一般論ではなく、 実際に起きた事実と数字に基づいて整理します。
カウンターパーティ健全性と透明性(2024 年ハッキング・準備金・運営不透明)
準備金の透明性は、 評価が分かれるところです。 BingX は月次の Merkle ツリーによる準備金証明(Proof of Reserves)を公開しており、 2026 年 6 月の比率は BTC 146.42%、 ETH 122.63%、 USDT 136.93%、 USDC 128.62% と、 いずれも預かり資産を上回る水準でした。 ただし、 明確に特定された独立監査法人の記載がなく、 CER.live も「準備金証明の監査がない」と評価しています。 セキュリティ格付も上図のとおり中位で、 項目によって差が大きいのが実情です(サーバーやバグバウンティは高い一方、 ペネトレーションテストは低いなど)。
ユーザー保護の原資である BingX Shield Fund は 1.5 億 USDT とされますが、 2024 年のハッキングで開示された損失レンジと比べると控えめな規模です。 加えて、 前述のとおり創業者・CEO・UBO の権威ある公開情報がありません。 資産の保管(カストディ)を運営に預けることが前提となる以上、 この運営の不透明さは、 カウンターパーティの透明性ギャップとして受け止めておくべき点です。
規制と資金アクセスのリスク
規制に起因するアクセスのリスクも、 サインアップ前に把握しておくべき点です。 取り締まり・排除の実績としては、 インドでの FIU-IND による不遵守通知とアプリ・ウェブの公開停止(2025 年 10 月 2 日)、 EU の MiCA からの排除リスク(ESMA の CASP レジスタ未掲載、 2026 年 7 月 1 日以降アクセスにリスク)、 そして米・英・加・星・蘭・香港・マカオ・中国本土などに及ぶ広範な自主制限リストがあります。
レバレッジのように「自分で取るリスク」よりも、 こうした運営・規制側の要因は自分ではコントロールしにくいぶん、 事前に理解しておく意味が大きい部分です。 現在の国別の利用可否については、 前章の規制動向で触れたとおりです。