— 目次 12 項目
  1. 01 Ondo Perps 紹介コード「8SEGN3」は今も使えるか?
  2. 02 Ondo Perps 紹介コード「8SEGN3」の特典
  3. 03 Ondo Perps 紹介コードでの登録手順(ウォレット接続)
  4. 04 Ondo Perps 接続後にすべきこと
  5. 05 Ondo Perps 紹介コードは登録後に追加できない
  6. 06 Ondo Points は毎週 500 万ポイントを配り、交換先は公表していない
  7. 07 運営はパナマ法人、約定はオフチェーン、手数料は期間限定の半額
  8. 08 出来高 12 位・建玉 17 位、株式と商品だけで積み上げた規模
  9. 09 規約は米国とパナマを含む 16 の国・地域を除外し、登録はどこにもない
  10. 10 日本は制限地域に入らず、2026-08-06 の確認でも遮断はなかった
  11. 11 取引エンジンの監査は公開されず、証拠金はオムニバス口座に置かれる
  12. 12 適用は最初の接続の一度きり、割引のもとになる手数料も期間限定

chainhelm 専用の Ondo Perps 紹介コードは です。

2026-08-10 時点で、新規ウォレットで実際に接続し、紹介コードが適用されることを確認済みです。

本コードを使ってウォレットを接続すると、取引手数料5%オフが適用されます。コードが有効になるのは、最初の接続の一度きりです。

本記事では、Ondo Perps 紹介コードを使った登録手順(ウォレット接続)を chainhelm 編集チームが実際に検証したうえで、Ondo Perps の特徴、日本での利用可否、リスクもあわせて解説します。

Ondo Perps 紹介コード「8SEGN3」は今も使えるか?

chainhelm 編集チームが 2026-08-10 に新規ウォレットで Ondo Perps に接続し、紹介コード「8SEGN3」が今も使えることを確認しました。

こちらの画像は、検証時に撮影した実際の画面です。

— 図 1
紹介特典の適用完了
2026-08-10
紹介特典の適用完了
「Referral Activated」とともに、5% discount on trading fees の案内が表示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

画面に「Referral Activated」と表示されており、紹介コード 8SEGN3 が接続完了時に適用されることが確認できます。

chainhelm では、コードが引き続き利用できるかを継続的に検証しております。

Ondo Perps 紹介コード「8SEGN3」の特典

Ondo Perps で受けられる特典は以下のとおりです。いずれも本コードを使って接続した場合に適用されます。

特典
取引手数料5%オフ
有効期限
なし
対象
新規ユーザー

特典が付くのは、本コードを使って接続した場合だけです。コードなしで接続してしまうと、あとから特典だけを受け取ることはできません。

Ondo Perps 紹介コードでの登録手順(ウォレット接続)

PC・ブラウザで接続する場合と、スマホ(モバイル)で接続する場合に分けて解説します。

PC・ブラウザでの接続手順

  1. まずは、Ondo Perps 公式ページ を開いてください(紹介コードが適用されたリンクです)。開くと、以下のような画面になります。

2. 「Sign In」からログインを開始

— 図 2
未ログインの取引画面
2026-08-10
未ログインの取引画面
NVDA の板とチャートが並ぶ取引画面で、右上と注文パネルに「Sign In」が置かれています。 出典: chainhelm 編集チーム

紹介リンクを開くと未ログインの取引画面が表示されるので、画面右上の「Sign In」をクリックします。注文パネルと下部のポジション欄にも同じ「Sign In」が置かれていて、どれを押しても同じログイン画面が開きます。

3. 接続するウォレットを選択

— 図 3
ウォレット選択のモーダル
2026-08-10
ウォレット選択のモーダル
「MetaMask」など 5 種のウォレットが並び、「Rabby Wallet」と「Phantom」に「Detected」が付いています。 出典: chainhelm 編集チーム

「Sign in or sign up」と表示されたモーダルから、接続に使うウォレットを選びます。拡張機能が入っているものには「Detected」と付くので、ここでは「Rabby Wallet」を選びました。

ウォレットを持っていない場合は、下段の「Email」や「Google」から始めることもできます。

4. ウォレット側で接続を承認

— 図 4
接続先の確認と承認
2026-08-10
接続先の確認と承認
「Connect to Dapp」の画面に app.ondoperps.xyz とネットワークの Ethereum、「Connect」が並んでいます。 出典: chainhelm 編集チーム

ウォレットの通知ウィンドウが開くので、接続先が https://app.ondoperps.xyz、ネットワークが「Ethereum」であることを確かめて「Connect」をクリックします。接続に使うアカウントは、下部の「Connect Address」で切り替えられます。

5. 接続を拒否した場合の再試行

— 図 5
接続を拒否した直後の表示
2026-08-10
接続を拒否した直後の表示
「Unable to Connect」と拒否された旨の一文の下に、「Retry」が表示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

ウォレット側で接続を拒否すると「Unable to Connect」の表示に戻るので、「Retry」をクリックして接続からやり直します。押すと再びウォレットの承認画面が開くので、今度は接続先を確かめたうえで承認します。

6. 所有者確認の署名リクエスト

— 図 6
署名リクエストの案内
2026-08-10
署名リクエストの案内
「Sign message in your wallet」の下に「Sign in Wallet...」と「Disconnect」が並んでいます。 出典: chainhelm 編集チーム

接続が済むと「Sign message in your wallet」の案内に変わるので、ウォレット側に届いた署名リクエストを承認します。この署名はウォレットの持ち主であることを確かめるためのもので、別のウォレットでやり直す場合は「Disconnect」で接続を切ります。

7. 署名内容を確認して署名

— 図 7
署名内容の確認画面
2026-08-10
署名内容の確認画面
「Verify Address」の署名リクエストで、「Sign Text」の本文と「Sign」が表示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

ウォレットの通知ウィンドウに「Verify Address」の署名リクエストが届くので、「Sign Text」の本文で接続先の URI が https://app.ondoperps.xyz であることを確かめます。内容に問題がなければ「Sign」をクリックします。

8. 署名の確定

— 図 8
署名を確定する画面
2026-08-10
署名を確定する画面
同じ署名内容のまま、ボタンが「Confirm」と「Cancel」に切り替わっています。 出典: chainhelm 編集チーム

「Sign」を押すとボタンが「Confirm」に変わるので、続けて「Confirm」をクリックして署名を確定します。表示されている「Verify Address」の内容は変わらないため、やめる場合はこの時点でも「Cancel」を選べます。

9. 紹介特典の適用を確認

— 図 9
紹介特典の適用完了
2026-08-10
紹介特典の適用完了
「Referral Activated」とともに、5% discount on trading fees の案内が表示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

署名が通ると「Referral Activated」の確認が表示され、「You will receive a 5% discount on trading fees because you signed up with a referral link.」と案内されます。内容を確かめたら、右上の閉じるボタンで閉じます。

スマートフォン(iOS / Android)での接続手順

  1. まずは、Ondo Perps 公式ページ をモバイルのブラウザまたはウォレットアプリ内ブラウザで開いてください(紹介コードが適用されたリンクです)。開くと、以下のような画面になります。

2. 「Sign In」からログインを開始

— 図 2
未ログインの取引画面
2026-08-10
未ログインの取引画面
NVDA のチャートと板の上に「Sign In」、画面下部に「Trade」が表示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

紹介リンクをスマートフォンのブラウザで開き、画面上部の「Sign In」をタップします。チャートや板は未ログインのままでも見られますが、画面下部の「Trade」から注文に進む前にログインを済ませます。

3. 接続するウォレットを選択

— 図 3
ウォレット選択の画面
2026-08-10
ウォレット選択の画面
画面中央のシートに「MetaMask」などが並び、「Rabby Wallet」と「Phantom」に「Detected」が付いています。 出典: chainhelm 編集チーム

「Sign in or sign up」のシートから、接続に使うウォレットをタップします。端末で検出されたウォレットには「Detected」と付くので、ここでは「Rabby Wallet」を選びました。

ウォレットを使わない場合は、下にある「Email」や「Google」から始めることもできます。

4. ウォレット側で接続を承認

— 図 4
接続先の確認と承認
2026-08-10
接続先の確認と承認
接続先の app.ondoperps.xyz と Ethereum が示され、「Connect」と「Cancel」が並んでいます。 出典: chainhelm 編集チーム

ウォレットアプリに切り替わって接続の確認画面が開くので、接続先が https://app.ondoperps.xyz、ネットワークが「Ethereum」であることを確かめて「Connect」をタップします。接続に使うアカウントは「Connect Address」の欄で選べます。

5. 接続を拒否した場合の再試行

— 図 5
接続を拒否した直後の表示
2026-08-10
接続を拒否した直後の表示
画面中央のシートに「Unable to Connect」の説明と「Retry」が表示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

ウォレット側で接続を拒否すると「Unable to Connect」のシートに戻るので、「Retry」をタップして接続からやり直します。タップすると再びウォレットアプリの承認画面が開くので、今度は接続先を確かめて承認します。

6. 所有者確認の署名リクエスト

— 図 6
署名リクエストの案内
2026-08-10
署名リクエストの案内
シートに「Sign message in your wallet」と「Sign in Wallet...」が表示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

接続が済むとシートが「Sign message in your wallet」の案内に変わるので、ウォレットアプリに切り替えて署名リクエストを承認します。この署名はウォレットの持ち主であることを確かめるためのもので、別のウォレットに変える場合は「Disconnect」をタップします。

7. 署名内容を確認して署名

— 図 7
署名内容の確認画面
2026-08-10
署名内容の確認画面
「Verify Address」の下に「Sign Text」の本文が並び、「Sign」が表示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

ウォレットアプリに「Verify Address」の署名リクエストが届くので、「Sign Text」の本文で接続先の URI が https://app.ondoperps.xyz であることを確かめます。内容を確認したら「Sign」をタップします。

8. 署名の確定

— 図 8
署名を確定する画面
2026-08-10
署名を確定する画面
署名内容はそのままで、ボタンが「Confirm」と「Cancel」に変わっています。 出典: chainhelm 編集チーム

「Sign」をタップするとボタンが「Confirm」に変わるので、続けて「Confirm」をタップして署名を確定します。「Verify Address」の内容は変わらないため、やめる場合はこの時点でも「Cancel」を選べます。

9. 紹介特典の適用を確認

— 図 9
紹介特典の適用完了
2026-08-10
紹介特典の適用完了
画面中央に「Referral Activated」と 5% discount on trading fees の案内が出ています。 出典: chainhelm 編集チーム

署名が通ると「Referral Activated」の確認が表示され、「You will receive a 5% discount on trading fees because you signed up with a referral link.」と案内されます。内容を確かめたら、右上の × をタップして閉じます。

Ondo Perps 接続後にすべきこと

PC・ブラウザで入金する場合と、スマホ(モバイル)で入金する場合に分けて解説します。

PC・ブラウザでの入金手順

1. 「Deposit」から入金画面を開く

— 図 1
接続後の取引画面
2026-08-10
接続後の取引画面
右上にウォレットアドレスの短縮表示と「Deposit」が並び、取引口座の残高は 0 のままです。 出典: chainhelm 編集チーム

接続中のウォレットアドレスが短縮表示された取引画面に戻ったら、画面右上の「Deposit」をクリックして入金を始めます。注文パネルや右下の取引口座の欄にも同じ「Deposit」があるので、どこから開いても同じ入金画面に進みます。

2. 2 つの同意項目に「Agree」を押す

— 図 2
入金前の同意画面
2026-08-10
入金前の同意画面
2 つの同意項目に「Agree」が並び、「Continue to Deposit」はまだ押せない状態です。 出典: chainhelm 編集チーム

「Deposit」を開くと、利用規約とプライバシーポリシーへの同意、米国・カナダ・パナマの居住者ではないことの確認が並ぶので、それぞれの「Agree」をクリックします。2 つとも同意するまで、下の「Continue to Deposit」は押せません。

3. 同意を終えて入金額の入力へ進む

— 図 3
同意を終えた状態
2026-08-10
同意を終えた状態
2 つの項目が「Agreed」になり、「Continue to Deposit」が押せる状態に変わっています。 出典: chainhelm 編集チーム

両方の表示が「Agreed」に変われば同意は完了なので、押せるようになった「Continue to Deposit」をクリックして入金額の入力に進みます。片方が「Agree」のままだと先に進めないため、残っている方を先に押します。

4. 入金する額を入力する

— 図 4
入金額の入力画面
2026-08-10
入金額の入力画面
入金元の「Rabby Wallet」が「Connected」と表示され、金額欄は未入力のままです。 出典: chainhelm 編集チーム

入金元の「Rabby Wallet」が「Connected」になっていることを確かめ、「Deposit Amount」に入金する額を入力します。金額を入れるまでボタンは「Enter Deposit Amount」のままで、「Est. Deposit Time」には反映までの目安として「3 mins」が示されます。

金額欄の右にある「USDC」をクリックすると、入金に使う資産とネットワークを選び直せます。

5. 入金する資産とネットワークを選ぶ

— 図 5
入金する資産の選択
2026-08-10
入金する資産の選択
「2 Networks」の絞り込みの下に、「USDC」や「SPYon」などが残高とともに並んでいます。 出典: chainhelm 編集チーム

「Select Deposit Asset」では、「2 Networks」のアイコンで Ethereum と Arbitrum を切り替えながら入金に使う資産を選びます。「Other Assets」には「USDC」のほか「SPYon」「QQQon」「GLDon」が並び、選ぶと入金額の入力に戻ります。

スマートフォン(iOS / Android)での入金手順

1. 画面上部の「Deposit」をタップする

— 図 1
接続後の取引画面
2026-08-10
接続後の取引画面
画面上部に「Deposit」とウォレットアドレスの短縮表示が並んでいます。 出典: chainhelm 編集チーム

接続中のウォレットアドレスが短縮表示された取引画面に戻ったら、画面上部の「Deposit」をタップします。入金が済むまで「Available to Trade」は $0.00 のままなので、注文より先に入金を済ませます。

2. 2 つの同意項目に「Agree」をタップする

— 図 2
入金前の同意画面
2026-08-10
入金前の同意画面
シートに 2 つの同意項目と「Agree」が並び、「Continue to Deposit」は暗いままです。 出典: chainhelm 編集チーム

「Deposit」を開くと、利用規約とプライバシーポリシーへの同意、米国・カナダ・パナマの居住者ではないことの確認が並ぶので、それぞれの「Agree」をタップします。2 つとも同意するまで、下の「Continue to Deposit」は押せません。

3. 同意が済んだら入金額の入力へ

— 図 3
同意を終えた状態
2026-08-10
同意を終えた状態
2 つの項目が「Agreed」に変わり、「Continue to Deposit」が白く表示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

両方の表示が「Agreed」に変われば同意は完了なので、明るくなった「Continue to Deposit」をタップして入金額の入力に進みます。片方が「Agree」のままだと先に進めないため、残っている方を先にタップします。

4. 入金する額を打ち込む

— 図 4
入金額の入力画面
2026-08-10
入金額の入力画面
シートに「Rabby Wallet」と「Connected」が並び、金額は 0.00 のままです。 出典: chainhelm 編集チーム

入金元の「Rabby Wallet」が「Connected」になっていることを確かめ、「Deposit Amount」に入金する額を入力します。金額を入れるまでボタンは「Enter Deposit Amount」のままで、「Est. Deposit Time」には反映までの目安として「3 mins」が示されます。

金額欄の右にある「USDC」をタップすると、入金に使う資産とネットワークを選び直せます。

5. 入金する資産をタップして選ぶ

— 図 5
入金する資産の選択
2026-08-10
入金する資産の選択
「2 Networks」の下に「USDC」「SPYon」などが残高とともに並んでいます。 出典: chainhelm 編集チーム

「Select Deposit Asset」では、「2 Networks」のアイコンで Ethereum と Arbitrum を切り替えながら入金に使う資産をタップします。「Other Assets」には「USDC」のほか「SPYon」「QQQon」「GLDon」が並び、選ぶと入金額の入力に戻ります。

入金が取引口座に反映されれば、そのまま取引を始められます。

Ondo Perps 紹介コードは登録後に追加できない

紹介コードが適用できるのは、最初のウォレット接続の一度きりです。

適用せずに接続を終えてしまうと、同じウォレットに後から紹介コードを紐づける方法はありません。適用したい場合は、新しいウォレットで接続し直すことになります。

接続の場面で確かめておきたいのは、次の 2 点です。

  • 接続時に紹介コード 8SEGN3 の適用表示が出ているか(リンク経由の自動適用を確認)
  • 適用を確認できるのは接続時の通知だけで、接続後に見返せる画面はないため、通知を見逃さないよう注意する

リンク経由でしか適用されないことは、実際に確かめています。2026-08-10 の検証では、ログインから署名まで進む間のどこにも、コードを打ち込む欄は現れませんでした。リンクを開いてから接続すれば、残りは画面側で処理されます。

表示を見逃した場合や、コードなしで接続してしまった場合に取れる手は 1 つです。まだ Ondo Perps につないでいないウォレットを用意して、紹介リンクからもう一度接続し直します。

紹介コードを適用するなら、まだ接続していないウォレットを手元に用意したうえで、以下のリンクから開くことになります。

◆ ◇ ◆

Ondo Points は毎週 500 万ポイントを配り、交換先は公表していない

ここからは、紹介コードから離れて、Ondo Perps という取引所そのものの中身を見ていきます。まず、取引すると貯まるポイント制度からです。

毎週 500 万ポイントを、出来高と建玉のスコアで分け合う

Ondo Points は Ondo Foundation が運営しているロイヤルティ制度です。もともと USDY の保有や DAO への参加などを対象にしていたところに、perps のトレーダー向けの週次配分が足された形になっています。シーズン制ではなく、毎週決まった枠を分け合う仕組みです。

5,000,000毎週配分されるポイント制度が続くかぎり固定枠
2026-06-02配分の対象になる取引の起点perps 向けの 1 回目
2公表されている評価軸の数週ごとの出来高と建玉

分け前は、その週の出来高と建玉のスコア加重で決まります。ほかに何が加算の対象になるのかは公表されていません。貯まった残高はアプリのアカウント画面で確認できますが、運営は制度の細かい部分が今後変わりうると自ら書いています。

対象外になる地域も明示されています。米国、パナマ、そのほか対象にならない国・地域にいる人は受け取れません。日本はこの名指しには入っていません。

ポイントの交換先は公表されておらず、ONDO はすでに流通している

ONDO トークンは 2024-01-18 の DAO 投票で移転制限が外れ、それ以降は自由に売買できます。初期供給は 10,000,000,000 ONDO で、追加発行の予定もありません。

つまりこの制度は、トークンが発行される日を待つ型のポイントとは構造が違います。待つべき発行イベントが、すでに済んでいるからです。

そのうえで運営は、Ondo Perps のポイントと将来の配布を結びつける発言を一度もしていません。何と交換できるのか、どういう比率になるのかは公表されていません。今わかるのはここまでです。

運営はパナマ法人、約定はオフチェーン、手数料は期間限定の半額

運営はパナマ法人で、開示されている経営陣は技術提供側だけ

契約の相手になるのは Ondo Global (Panama) Inc. です。利用規約の準拠法もパナマ共和国法で、日本の法律ではありません。技術を提供しているのは Ondo Finance Inc.(トークン化株式を扱う Ondo Global Markets と同じ基盤)で、こちらがどこの国で設立された会社かは、Ondo Perps 側の開示に書かれていません。ポイント制度を回しているのは Ondo Foundation です。3 者がそれぞれ別の役割を担っています。

開示されている経営陣は、このうち技術提供側のものです。Ondo Finance の CEO は Ian De Bode で、2026-05-25 に就任しています。実際に資金を預ける相手であるパナマ法人の役員は公表されていません。名前が出ている会社と、実際に契約する会社は別、という状態です。

2026-02-03
Ondo Perps を発表し、ウェイトリストの受付を開始。
2026-06-09
パブリックベータとして稼働を開始。
2026-07
トークン化株式の担保が一般提供に移り、1 市場 1 口座あたりの最大建玉を 1,000,000 USD に引き上げ。

運用の履歴は、この記事を書いている時点でおよそ 2 ヶ月です。ここから先に出てくる数字は、すべてこの短さの上に乗っています。

約定はオフチェーンの隔離環境で走り、チェーンに残るのは入出金だけ

板は中央指値注文板(CLOB)です。買いと売りの注文が板に並び、条件の合ったものどうしが突き合わされ(約定)、成立した内容が残高として記録される(決済)、という 3 段の流れになります。Ondo Perps では、約定も証拠金の計算も清算も、すべてオフチェーンで動きます。チェーン上に残るのは入出金の処理だけです。

その約定が走る場所は、Intel SGX のハードウェア隔離環境(enclave)です。動いているプログラムが公開されているものと同一であることを暗号学的な証明で示し、分散した検証者(attestor)がそれを確かめる、という設計になっています。

ユーザーの資金は、誰でも中身を見られるプール型のスマートコントラクトには入りません。運営が管理するオムニバス口座に集められ、一人ひとりの残高はオフチェーンの記録として保持されます。マーケティングでは「ノンカストディアル」と呼ばれ、アーキテクチャの文書ではこのオムニバス方式が説明されています。判断材料にすべきなのは、呼び名ではなく、この預かり方のほうです。

銘柄は株式・指数・商品、レバレッジは公式ドキュメントで最大 20 倍

公式ドキュメントの銘柄一覧(2026-08-06 参照時点)には、27 の契約が並んでいます。内訳は株式 19、商品 4、指数 2、ETF 2 です。ただしこの数を確定値として受け取らないでください。CoinGecko は同じ日に 35 ペアと表示していますし、公式ドキュメントの更新遅れは入金チェーンの記載で実際に起きています。数を確かめるときは、どこがいつ出した数字かをセットで見る必要があります。

公式ドキュメントが列挙している範囲では、対象は米国株、ETF、指数、商品です。

レバレッジは市場ごとに決まっています。AAPL、US500、US100、XAU、XAG、WTI が 20 倍、BRENT が 15 倍、そのほかの株式と ETF が 10 倍です。20 倍の市場では初期証拠金率が 5.0%、10 倍の市場では 10.0% になります。

証拠金はクロスのみで、ポジションごとに担保を切り分ける分離(アイソレーテッド)証拠金は選べません。1 つのポジションで出た損失が、口座全体の余力を削ります。

手数料は期間限定の半額、資金調達率は 1 時間ごと、取引ごとのガス代はない

現在

期間限定の割引料率

maker が 0.01%、taker が 0.025% です。公式ドキュメント(2026-08-06 参照)に、基準料率からの 50% 割引であり期間限定だと明記されています。
割引前

基準となる料率

maker が 0.02%、taker が 0.05% です。割引の期間が終われば、こちらの水準が適用されます。

紹介コードの 5% オフは、上の料率にかかります。割引のもとになる料率そのものが期間限定で下がっているので、今の水準がずっと続く前提で考えないほうが安全です。集計サイトが載せている 0.015% / 0.035% は稼働当初の数字で、現在のものではありません。

出来高に応じた優遇があるとドキュメントには書かれていますが、閾値も料率表も公開されていません。

資金調達率(funding rate)は 1 時間ごと、UTC の毎正時を基準に精算されます。0.03%/日 の固定金利とプレミアムから算出され、1 時間あたり ±1% が上限です。株式の perp では、原資産の市場が閉じている間だけ 0.5 倍に抑えられ、年率換算でおよそ 11% からおよそ 5.5% に下がります。

取引のたびにガス代がかかることはありません。ネットワーク手数料が発生するのは、入出金でチェーン上の送金をするときだけです。

ONDO を持っていても手数料は下がりません。保有量に応じたステーキング階層のような仕組みも用意されていません。

入金は Ethereum と Arbitrum、出金は入れたチェーンに戻る

入金に使えるのは Ethereum と、2026-08-04 の公式ブログで追加された Arbitrum です。Arbitrum は USDC のみが対象になります。ドキュメントの「Ethereum のみ」という記載は、更新が追いついていないものです。

口座ごとに固定の入金アドレスが割り当てられるので、ブリッジのコントラクトを操作する手順は挟みません。

担保として置けるのは、USDC(担保の評価を割り引くヘアカットはなし)と、SPYon / QQQon(ヘアカット 10%、それぞれ 146 枚・166 枚の上限つき)、それに 2026-08-05 に加わった GLDon / SLVon です。金と銀については、条件がまだ公表されていません。

出金は、入金したチェーンへ、入金したのと同じ資産で戻ります。含み益はポジションを閉じるまで出金できず、含み損はそのまま出金できる額を削ります。最低入金額の定めはありません。

出来高 12 位・建玉 17 位、株式と商品だけで積み上げた規模

DeFiLlama の順位は出来高 12 位・建玉 17 位、集計サイト間で数字は割れる

12 位24 時間出来高の順位DeFiLlama・2026-08-06
17 位建玉の順位DeFiLlama・2026-08-06
1.24%perp 出来高に占めるシェアDeFiLlama・2026-08-06

順位で見れば、稼働から 2 ヶ月ほどで中位に入っています。ただし金額そのものは 3 社で食い違います。24 時間出来高は約 1 億 9,600 万 USD から約 2 億 4,100 万 USD、建玉は約 4,960 万 USD から約 6,950 万 USD の幅があり、しかも同じ日付の数字です。1 つの数字を事実として置ける状態ではありません。

3 つ目の物差しになるはずの手数料収益は、出せません。DeFiLlama には Ondo Finance の項(44 位)がありますが、これは USDY と OUSG の保有者が受け取る利回りを測ったもので、perp の取引手数料ではありません。代わりに使うと、この取引所の姿を見誤ります。

なお DeFiLlama では親プロトコル名の Ondo Finance で掲載されているため、Ondo Perps という名前で検索しても出てきません。自分で確かめるときは、Ondo Finance で探してください。

規模を測る物差しが 3 つ揃わない、ということ自体が、この取引所の現在地です。

トークン化した株式や金を、そのまま証拠金に置ける

SPYon、QQQon、GLDon、SLVon を証拠金として差し入れると、原資産の値動きを持ったままレバレッジを取れます。運営はこれを perp では初と説明しています。株を売らずに建玉を持てる、というのがこの設計の要点です。

評価額は、数量 × マーク価格 ×(1 - ヘアカット)で決まります。SPYon と QQQon にはヘアカット 10% と枚数の上限が付きます。

USDC 以外の担保で背負える USDC 建ての負債は、その担保の評価額の 30% か 100,000 USD の小さいほうまでです。無制限に効かせられる仕組みではありません。

そして、差し入れた担保は Auto-Exchange や清算の場面で換金されることがあります。株を持ったまま、が常に成り立つわけではありません。

暗号資産の perp を並べる取引所と横並びで比べようとしても、そもそも扱う資産のカテゴリが違います。

原資産の市場が閉じている夜間も週末も取引が続く

公式ドキュメント(2026-08-06 参照)が挙げている銘柄は、米国株・ETF・指数・商品です。限月がないので期限で強制的に閉じられることはなく、板は 24 時間 365 日開いています。原資産の取引所が閉まっている夜間や週末でも、価格は動き続けます。

perp DEX の出来高の多くは暗号資産のペアです。Ondo Perps はその逆で、並んでいる銘柄の中心は現実の市場に紐づく資産です。ただし暗号資産が皆無というわけではなく、chainhelm が 2026-08-06 に公式 API を直接呼び出したときは、返ってきた 37 市場のうち 2 市場が暗号資産でした。汎用の perp DEX ではなく、特定のカテゴリに寄せた取引所という位置づけになります。

信頼の根拠は、オンチェーンの検証ではなくハードウェアの証明

差別化として提示されているのは、中央集権取引所並みの速度と、ハードウェアによる証明を組み合わせた実行環境です。

ただし、この証明で確かめられるのは、公開されているプログラムと同じものが動いている、というところまでです。取引所の運用が適切かどうか、預かっている残高が帳簿と合っているかどうかを、第三者が外から検証できるわけではありません。

この設計を選ぶと、オンチェーンで誰でも検証できるという性質は手放すことになります。その代わりに何を負うのかは、リスクの章で具体的に見ます。

開発者向けの整備は進んでいます。builder code、サンドボックス環境、REST と WebSocket の API が用意されていて、外部のサービスから接続されることを前提に作られていることがうかがえます。

規約は米国とパナマを含む 16 の国・地域を除外し、登録はどこにもない

規約が名指しで除外する 16 の国・地域には、運営自身のパナマも含まれる

利用規約(2026-06-08 更新)は、Designated Restricted Territories として次の 16 の国・地域を名指しで挙げています。

米国 パナマ ロシア イラン ウクライナ 北朝鮮 ベネズエラ アフガニスタン キューバ ソマリア スーダン 南スーダン カナダ リビア ミャンマー ベラルーシ

ウクライナについては、クリミアなど個別の地域名も併せて挙げられています。さらに、国連安保理・カナダ・米国・英国・EU・パナマの制裁リストに載る国も対象です。

目を引くのは、運営会社が登記されているパナマ自身がこのリストに入っていることです。自社が設立された国には提供しない、という形です。

除外を守らせる仕組みは 3 層です。まず規約の上で、利用者が自分は制限対象者ではないと表明します。次に運営が、ウォレットをブラックリストに載せ、アドレスの利用を止め、関連する資産を凍結する権利を留保しています。そのうえで、アクセス制御を追加で実施する余地も残しています。

フロントエンドを止められても契約層が残る、という DEX の前提が成り立たない

一般的な perp DEX なら、サイトが地域で遮断されても、コントラクトに直接触れる経路が残ります。この取引所には、その経路がありません。

理由は仕組みの側にあります。約定も証拠金の計算も清算も運営の隔離環境の中で動き、残高はオフチェーンの記録です。ユーザーが自分で呼び出せるプール型のコントラクトは、そもそも存在しません。

結果として、運営レベルの遮断やウォレット単位のブロックは、サイトが見られなくなるという話ではなく、取引所そのものから切り離されるという話になります。これは資金の取り出しやすさに直結します。

当局の手続きは SEC の調査 1 件だけで、2025-11 に無処分で終わっている

グループに対する規制当局の手続きは、確認できた範囲で 1 件だけです。米国 SEC が 2023-10 に開始した調査が、2025-11 に無処分・和解金なしで終わっています。

対象は Ondo Finance による米国債のトークン化と ONDO の位置づけで、当時 Ondo Perps は存在していません。この取引所に向けられた措置ではありません。

perps の取引所としては、どの法域でも登録も免許も持っていません。規約自身が、どの規制当局にも登録していないと明記しています。

扱っている原資産は米国上場の株式・ETF・指数で、担保にもトークン化された証券が入ります。証券としての性質を持つ資産を扱いながら、対応は免許の取得ではなく、法域の除外で行われています。

なお 2026-04-13 に SEC へ出されたノーアクションレターの申請は Ondo Global Markets の件で、この取引所の件ではありません。結果も公表されていません。

当局から名指しされていないことは、安全であることの裏づけにはなりません。

日本は制限地域に入らず、2026-08-06 の確認でも遮断はなかった

規約にも FSA のリストにも名前がなく、登録も受けていない

日本は Designated Restricted Territories に載っていません。規約(2026-06-08 更新)を全文検索しても、「Japan」は 0 件です。

chainhelm は 2026-08-06 に、運営自身が使っている適格性の判定エンドポイント(api.ondoperps.xyz/v1/verify_eligibility)を日本の IP から呼び出しました。返ってきたのは success で、取引画面も、地域制限の案内なしにそのまま表示されました。

ただし、この確認の射程は限られています。東京に割り当てられた AWS の IP アドレス、つまりデータセンター回線からの 1 地点・1 時点の確認で、家庭の回線から同じ結果になるかまでは確かめていません。

名前がないことは、許可されているということではありません。規約には、その国の法令に反する場合や、運営に登録・免許が必要になる場合を含む包括条項があります。日本がそこに当たるかどうかを、規約は答えていません。

日本の当局も、誰も名指ししていません。金融庁(FSA)の無登録業者リスト 2 本を全文検索しても、Ondo 系の記載は 0 件でした。確かめたうえでの不在です。

国内登録も持っていません。規約の No Registration 条項で、どの規制当局にも登録していないと自ら述べています。

日本語の画面もドキュメントもサポートもありません。アプリの言語選択は English だけです。

規制が向けられているのは運営側で、利用者側の罰則規定はありません。無登録営業に対する罰則のほうは、2026-08-12 施行の改正で金融商品取引法の懲役上限が 10 年に引き上げられます。

日本で合法か違法かを言い切れる材料は、いまのところありません。当局の判断そのものが存在しない、というのが現状です。

利益は 20% の申告分離課税ではなく、総合課税の雑所得になる

日本に住んでいる人にとって、この記事でいちばん判断に効く事実です。

この取引の利益は、先物取引に係る雑所得の申告分離課税(所得税 15% + 住民税 5% の合計 20%)の対象になりません。

対象から外れる理由は、特例の適用条件にあります。2016-10-01 以後に締結した店頭デリバティブは、相手方が第一種金融商品取引業者でも登録金融機関でもない場合、特例の対象から外れます。Ondo Global (Panama) Inc. は日本の登録を一切持たないので、この条件に当てはまります。

外れると、総合課税の累進税率が適用されます。所得が大きくなるほど税率が上がるため、同じ取引を国内の登録業者で行った場合より、手取りが小さくなることがあります。

2026 年の暗号資産の税制改正と混同しないでください。改正の対象は暗号資産で、この取引所が扱っているのは株式・指数・ETF・商品の perp です。

年間取引報告書も源泉徴収もありません。規約 21 条で税務は全面的に利用者の責任とされていますし、KYC がないため、運営は日本の税務書類を作れるだけの本人記録をそもそも持っていません。記録の再構成は自分で行うことになります。

税務ここで示したのは適用条件までです。実際の申告区分や税額は所得の構成や年度ごとの改正で変わるため、個別の扱いは所轄の税務署か税理士に確認してください。

国内業者に課される証拠金規制も投資者保護も及ばない

国内の登録業者には、金商業等府令 117 条で証拠金率の下限が決まっています。個別株に関連する店頭デリバティブは 20%(実質 5 倍)、株価指数に関連するものは 10%(実質 10 倍)です。この規定が縛るのは登録業者で、無登録の海外運営者には及びません。

個別株(国内の登録業者)5 倍
個別株 AAPL(Ondo Perps)20 倍
そのほかの個別株(Ondo Perps)10 倍
株価指数(国内の登録業者)10 倍
株価指数(Ondo Perps)20 倍

差がついているのは、日本が例外を認めたからではありません。規制の射程の外にいるからです。

外れるのは倍率だけではありません。ロスカットに関する規制も、国内の投資者保護の枠組みも、同時に適用されなくなります。準拠法はパナマ、紛争解決は集団訴訟を放棄したうえでの仲裁とされていて、日本の紛争解決手続きは使えません。

金融庁は無登録業者一般について、利用者の側に起きうることを挙げています。出金に応じてもらえない、連絡が取れなくなる、資産の分別管理が確認できない、といった内容です。

なお、公開ベータの上限(1 市場 1 口座あたり建玉 1,000,000 USD など)は規制ではなく、運営が自分で設定した値です。運営の判断で動きます。

◆ ◇ ◆

取引エンジンの監査は公開されず、証拠金はオムニバス口座に置かれる

ここからは、この取引所を選ぶことで具体的に何を負うのかを、設計の値と実際に起きた事象で見ていきます。

取引エンジンを対象にした監査報告は 1 件も公開されていない

監査の不在マッチングエンジン、オンチェーン部分(chain-core)、隔離環境を対象にした監査報告は、探したうえで 1 件も見つかりませんでした。未確認なのではなく、確認した結果としての不在です。

紛らわしいのは、親会社の側には監査があることです。Ondo Finance の監査一覧には Cantina、Zellic、Halborn などによる 20 本以上が並んでいますが、対象は Ondo Stocks、Ondo Global Markets、USDY で、perps の取引エンジンは含まれていません。この一覧を根拠に監査済みと読むことはできません。

公開されているリポジトリもありません。約定と証拠金の計算が閉じた隔離環境の中で動く以上、第三者が読めるコードがそもそも存在しない構造です。

これに対する備えとして用意されているのが、Cantina で運営されているバグバウンティです。2026-06-02 に開始し、最も重い critical の報奨は最大 1,500,000 USDC です。参加には 20 USD の預託が必要で、報奨を受け取る際には KYC が求められます。2026-08-06 時点で 70 件の報告が寄せられています。

証拠金はオムニバス口座に集まり、資金を動かす鍵は検証者が分割して持つ

証拠金は、運営が管理するオムニバス口座に集約されます。入金は運用ウォレットへ集められ、一人ひとりの残高はオフチェーンの記録として保持されます。

資金を動かすための鍵は、検証者が分割して持っています。運営が単独では復元できないと説明される一方で、検証者が何者で何人いるのかは公表されていません。

隔離環境のプログラムを書き換えるには、検証者の定足数の承認が必要とされています。ただし、承認から実行までにどれだけの待ち時間(タイムロック)を置くのかは公表されていません。

取引をしている間、資産は自己管理(self-custody)の状態にはありません。呼び名ではなく、この仕組みのほうが実態です。

出金が運営のエンジンを通してしか実行できないという構造は、契約層が残らないという先ほどの話と同じ根から出ています。

清算は維持証拠金割れで始まり、保険基金が尽きれば自動デレバレッジに移る

清算(強制決済・liquidation)
証拠金残高が維持証拠金を下回った時点で、ポジションが強制的に閉じられる処理です。維持証拠金率は初期証拠金率の半分で、20 倍の市場では 2.5%、10 倍の市場では 5.0% になります。
分割清算
想定元本 1,000 USD を超えるポジションは、1 回あたり約 10% ずつ、5 秒間隔で刻まれます。1,000 USD 以下は一度に全量が閉じられます。
清算手数料
約定した元本の 1.5% が差し引かれ、保険基金に入ります。
自動デレバレッジ(ADL)
保険基金で損失を吸収しきれないときに、利益の出ている側のポジションを強制的に閉じて相殺する仕組みです。

知っておきたいのは、この自動デレバレッジが動き出す経路が 2 つあり、どちらも自分の意思とは関係なくポジションが閉じられる、という点です。1 つはマーク価格が破産価格に達した場合、もう 1 つは清算の開始から時間が経ち、保険基金の残高が 100 USD を下回った場合です。

その保険基金は、あること自体は公表されていますが、残高は明かされていません。手がかりは、いま挙げた切り替えの閾値だけです。

価格は Pyth と Stork 由来で、指数と原油は導出された理論価格

価格は自前ではなく、第三者のオラクル(Pyth と Stork)から取っています。両方が応答すれば平均を、片方しか応答しなければその値をそのまま使います。

株式と ETF はスポット価格をそのまま使いますが、指数(US100 / US500)は、先物価格からコストオブキャリーで合成した理論上のスポット価格です。金と銀はスポット、WTI は指定された先物を毎月 5 営業日目から 10 営業日目にかけてロールしながら導き出しています。

清算も資金調達率も、このオラクル価格を基準に動きます。オラクルの挙動が、そのまま損益に効くということです。

とくに、原資産の市場が閉じている時間帯に画面へ出ている価格は、実際の取引所で付いた値ではなく、いま説明した計算で導き出された値です。

週末は値幅の上下限が入り、建玉には公開ベータの上限がある

週末は、金曜終値 ×(1 ± 1/最大レバレッジ)で値幅の上下限が設定されます。20 倍の市場ならおよそ ±5% です。この範囲の外で約定する注文は拒否されます。

上限に達すると、そこから先の値動きが起きません。週末に建てたポジションを思ったところで閉じられないことがあるのは、この仕組みのためです。

株式の perp では、市場が閉じている間の資金調達率が 0.5 倍に減衰します。板の情報が足りない時間帯は、プレミアム指数がゼロとして扱われます。

公開ベータとしての上限も残っています。建玉は 1 市場 1 口座あたり 1,000,000 USD まで、USDC 以外の担保が背負える USDC 建て負債は、その担保の評価額の 30% か 100,000 USD の小さいほうまでです。運営はこれらを調整しうると明言しています。

稼働記録は約 3 ヶ月分しかなく、紹介リンクの不調も 1 件ある

2026-06-02
性能低下が 17 分。
2026-06-08
紹介コードのリンクに不具合が出て、45 分間の不調。
2026-06-09
メンテナンスのため 4 時間 55 分の停止。公開ベータの稼働開始と同じ日。
2026-06-10
31 分の停止。
2026-06-16
サービスが利用できず、調査中と表示。継続時間の公表はなし。

このうち 2026-06-08 の 1 件は、紹介経由の登録に直接かかわります。リンクが正常に働かない時間帯があった、ということなので、適用の表示が出ないときは時間を置いて試す余地があります。

公表されている稼働率は 99.747%(2026-05-08 から 2026-08-05)です。ただし、観測できる期間そのものが約 3 ヶ月しかありません。

資金の流出や価格操作の事例は見つかっていません。ただ、それを安全の証明として読むには期間が短すぎます。

ここまで見てきた順位も、出来高も、料率も、上限も、すべて 2 ヶ月ほどの運用実績の上に乗った数字です。

適用は最初の接続の一度きり、割引のもとになる手数料も期間限定

紹介コード 8SEGN3 は、chainhelm が 2026-08-10 に新規ウォレットで接続し、適用されるところまで確認しています。得られるのは取引手数料5%オフです。

適用されるのは、紹介リンクを経由した最初の接続の一度きりです。すでにコードなしで接続してしまったウォレットに、あとから紐づけることはできません。

そのうえで、割引のもとになる手数料の側も動きます。現在の maker 0.01% / taker 0.025% は期間限定の 50% 引きで、割引前の水準は 0.02% / 0.05% です。5% オフという比率が変わらなくても、実際に引かれる金額は動きます。