— 目次 10 項目
  1. 01 BitMart 紹介コード「cyFge7」 は今も使えるか?
  2. 02 BitMart 紹介コード「cyFge7」 の特典
  3. 03 BitMart 紹介コードでの登録手順
  4. 04 BitMart 登録後にすべきこと
  5. 05 BitMart 紹介コードは登録後に追加できない
  6. 06 BitMart とは
  7. 07 BitMart の特徴
  8. 08 BitMart の規制動向
  9. 09 日本での BitMart の利用可否
  10. 10 BitMart 利用前に把握すべきリスク

chainhelm 専用の BitMart 紹介コードは です。

2026-07-16 時点で、 新規ユーザーとして実際に登録し、 紹介コードが適用されることを確認済みです。

登録時にコードを入力すれば、 最大14,000ドル相当ボーナス が適用されます。 紹介コードは登録時のみ入力可能で、 後付けはできないため、 登録時に適用することをお勧めします。

本記事では、 BitMart 紹介コードを使った登録手順を chainhelm 編集チームが実際に検証したうえで、 BitMart の特徴、 日本での利用可否、 リスクもあわせて解説します。

BitMart 紹介コード「cyFge7」 は今も使えるか?

chainhelm 編集チームが 2026-07-16 に新規 BitMart アカウントを作成し、 紹介コード「cyFge7」 が今も使えることを確認しました。

こちらの画像は、 検証時に撮影した実際の画面です。

— 図 1
登録フォーム(入力前)
2026-07-16
紹介 ID「cyFge7」 が入力済みの BitMart 登録フォーム (入力前)
メールとパスワードは空欄で、紹介 ID「cyFge7」が入力済み、同意チェックは未チェックの状態です。 出典: chainhelm 編集チーム

画面に「Welcome to BitMart」 と表示されており、 紹介コード cyFge7 が正しく適用されたことが確認できます。

chainhelm では、 常にコードの有効性を検証し、 利用可能であることを確認しております。

BitMart 紹介コード「cyFge7」 の特典

本コードを登録時に入力すると、 BitMart で以下の特典が適用されます。

  • 特典: 最大14,000ドル相当ボーナス
  • 有効期限: なし
  • 対象: 新規ユーザー

紹介コードはアカウント作成時にのみ適用されます。 入力を忘れると特典は受け取れませんので、 ご注意ください。

BitMart 紹介コードでの登録手順

PC・ブラウザで登録する場合と、 スマホ(モバイル)で登録する場合に分けて解説します。

PC・ブラウザでの登録手順

  1. まずは、 BitMart 公式登録ページ を開いてください(紹介コードが適用されたリンクです)。 開くと、 以下のような画面になります。

  2. メールアドレスで登録を始める

    — 図 2
    登録フォーム(入力前)
    2026-07-16
    登録フォーム (入力前)
    メールとパスワードは空欄で、紹介 ID「cyFge7」が入力済み、同意チェックは未チェックの状態です。 出典: chainhelm 編集チーム

    「Welcome to BitMart」と表示された登録フォームで、「Email」タブを選び、空欄の「Email」欄に登録用のメールアドレスを入力します。続けて「Password」欄にログイン用のパスワードを設定します。

    「Add Referral ID」欄には招待リンク経由で紹介 ID「cyFge7」が自動入力されているので、そのまま使います。入力を終えたら、18 歳以上であることと「User Agreement」「Privacy Policy」への同意を示すチェックボックスにチェックを入れます。

    メールアドレスの代わりに「Phone」タブから電話番号で登録することもでき、Google・Apple・Telegram のアカウントでも登録を始められます。

  3. 規約に同意して「Sign Up」を押す

    — 図 3
    登録フォーム(入力後)
    2026-07-16
    登録フォーム (入力後)
    メールとパスワードが入力され、同意チェックも入って「Sign Up」が押せる状態です。 出典: chainhelm 編集チーム

    メールアドレスとパスワードを入力すると、パスワード欄に強度メーターが表示されるので、十分な強度になっているかを確認します。

    18 歳以上であることと規約への同意チェックが入っていることを確かめ、「Sign Up」ボタンを押します。続いて、本人確認のための画像認証(CAPTCHA)に進みます。

  4. 画像認証(CAPTCHA)をクリアする

    — 図 4
    画像選択による認証
    2026-07-16
    画像選択による認証 (GEETEST)
    4 枚の画像から指定された絵柄を選ぶ、GEETEST の画像認証が表示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

    「Sign Up」を押すと、GEETEST の画像認証が表示されます。「Select 1 images with」の指示に従って該当する画像を選び、認証をクリアします。認証に成功すると、メールアドレスの確認画面に進みます。

  5. メールに届いた認証コードを入力する

    — 図 5
    認証コードの入力画面
    2026-07-16
    認証コードの入力画面
    伏せ字のメールアドレス宛に送られた 6 桁コードの入力欄と、再送タイマー、「Submit」が並びます。 出典: chainhelm 編集チーム

    「Email Verification」の画面で、登録したメールアドレス(vei****@icloud.com のように一部が伏せて表示されます)に届いた 6 桁の認証コードを入力します。コードはメールで届くので、受信箱を確認します。

    コードが届かないときは「Resend 60 sec(s)」のカウントが 0 になってから「Resend」で再送できます。コードを入力したら「Submit」を押します。

  6. 受信メールのコードを確認する

    — 図 6
    認証コードのメール
    2026-07-16
    認証コードのメール
    BitMart から届いた登録用メールに、6 桁の「Verification Code」と 5 分の有効期限が記載されています。 出典: chainhelm 編集チーム

    受信箱に届いた「[BitMart] Register Verification Code」というメールを開き、記載された 6 桁の「Verification Code」を確認します。このコードは 5 分で期限切れになるため、早めにコピーします。

    コピーしたコードを先ほどの確認画面に入力して「Submit」で送信すると、アカウント登録が完了し、登録後の案内画面に進みます。

スマートフォン(iOS / Android)での登録手順

  1. まずは、 BitMart 公式登録ページ をモバイルアプリまたはブラウザで開いてください(紹介コードが適用されたリンクです)。 開くと、 以下のような画面になります。

  2. メールアドレスで登録を始める

    — 図 7
    登録フォーム(入力前)
    2026-07-16
    登録フォーム (入力前)
    メールとパスワードは空欄で、紹介 ID「cyFge7」が入力済み、同意チェックは未チェックの状態です。 出典: chainhelm 編集チーム

    「Welcome to BitMart」と表示された登録フォームで、「Email」タブを選び、空欄の「Email」欄に登録用のメールアドレスを入力します。続けて「Password」欄にログイン用のパスワードを設定します。

    「Add Referral ID」欄には招待リンク経由で紹介 ID「cyFge7」が自動入力されているので、そのまま使います。入力を終えたら、18 歳以上であることと「User Agreement」「Privacy Policy」への同意を示すチェックボックスにチェックを入れます。

    メールアドレスの代わりに「Phone」タブから電話番号で登録することもでき、Google・Apple・Telegram のアカウントでも登録を始められます。

  3. 規約に同意して「Sign Up」を押す

    — 図 8
    登録フォーム(入力後)
    2026-07-16
    登録フォーム (入力後)
    メールとパスワードが入力され、同意チェックも入って「Sign Up」が押せる状態です。 出典: chainhelm 編集チーム

    メールアドレスとパスワードを入力すると、パスワード欄に強度メーターが表示されるので、十分な強度になっているかを確認します。

    18 歳以上であることと規約への同意チェックが入っていることを確かめ、「Sign Up」ボタンを押します。続いて、本人確認のための画像認証(CAPTCHA)に進みます。

  4. 画像認証(CAPTCHA)をクリアする

    — 図 9
    画像選択による認証
    2026-07-16
    画像選択による認証 (GEETEST)
    4 枚の画像から指定された絵柄を選ぶ、GEETEST の画像認証が表示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

    「Sign Up」を押すと、GEETEST の画像認証が表示されます。「Select 1 images with」の指示に従って該当する画像を選び、認証をクリアします。認証に成功すると、メールアドレスの確認画面に進みます。

  5. メールに届いた認証コードを入力する

    — 図 10
    認証コードの入力画面
    2026-07-16
    認証コードの入力画面
    伏せ字のメールアドレス宛に送られた 6 桁コードの入力欄と、再送タイマー、「Submit」が並びます。 出典: chainhelm 編集チーム

    「Email Verification」の画面で、登録したメールアドレス(vei****@icloud.com のように一部が伏せて表示されます)に届いた 6 桁の認証コードを入力します。コードはメールで届くので、受信箱を確認します。

    コードが届かないときは「Resend 60 sec(s)」のカウントが 0 になってから「Resend」で再送できます。コードを入力したら「Submit」を押します。

  6. 受信メールのコードを確認する

    — 図 11
    認証コードのメール
    2026-07-16
    認証コードのメール
    BitMart から届いた登録用メールに、6 桁の「Verification Code」と 5 分の有効期限が記載されています。 出典: chainhelm 編集チーム

    受信箱に届いた「[BitMart] Register Verification Code」というメールを開き、記載された 6 桁の「Verification Code」を確認します。このコードは 5 分で期限切れになるため、早めにコピーします。

    コピーしたコードを先ほどの確認画面に入力して「Submit」で送信すると、アカウント登録が完了し、登録後の案内画面に進みます。

BitMart 登録後にすべきこと

PC・ブラウザで本人確認する場合と、 スマホ(モバイル)で本人確認する場合に分けて解説します。

PC・ブラウザでの本人確認

登録が完了すると自動的にサインインし、「Identity verification」のオンボーディング画面に進みます。「Create an account」はすでに「Completed」となっているので、続けて本人確認(「Complete identity verification」)と 100 USDT 以上の入金(「Add funds over 100 USDT」)を進めていきます。

まずは本人確認から始めるため、「Verification Now」を押します。すると本人確認のモーダルが開きます。

— 図 12
登録後のオンボーディング
2026-07-16
登録後のオンボーディング
アカウント作成が完了し、本人確認と 100 USDT 以上の入金が未完了として残るチェックリストです。 出典: chainhelm 編集チーム

「Identity Verification」の「Level 1」モーダルで、「Country」のドロップダウンから居住国を選びます。選んだ国が表示されていることを確認し、「Confirm」を押すと Level 1 の本人確認が完了します。

— 図 13
Level 1 の国選択
2026-07-16
Level 1 の国選択
「Level 1」の本人確認モーダルで、「Country」に選んだ国が表示され、「Confirm」で確定できます。 出典: chainhelm 編集チーム

「Level 1 - Completed」と表示され、本人確認の完了で解放された上限を確認できます。入金(「Deposit」)と暗号資産の売買(「Buy Crypto」「Sell Crypto」)は「No Limit」、出金(「Withdraw」)は「20000 USDT Daily」です。

さらに全機能を使いたい場合は「Advanced Verification」で上位の本人確認に進めます。そのまま入金する場合は「Deposit Now」を押します。

— 図 14
Level 1 完了と利用上限
2026-07-16
Level 1 完了と利用上限
Level 1 完了の画面で、入金・売買は無制限、出金は 1 日 20000 USDT までと示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

スマートフォン(iOS / Android)での本人確認

登録が完了すると自動的にサインインし、「Identity verification」のオンボーディング画面に進みます。「Create an account」はすでに「Completed」となっているので、続けて本人確認(「Complete identity verification」)と 100 USDT 以上の入金(「Add funds over 100 USDT」)を進めていきます。

まずは本人確認から始めるため、「Verification Now」を押します。すると本人確認のモーダルが開きます。

— 図 15
登録後のオンボーディング
2026-07-16
登録後のオンボーディング
アカウント作成が完了し、本人確認と 100 USDT 以上の入金が未完了として残るチェックリストです。 出典: chainhelm 編集チーム

「Identity Verification」の「Level 1」モーダルで、「Country」のドロップダウンから居住国を選びます。選んだ国が表示されていることを確認し、「Confirm」を押すと Level 1 の本人確認が完了します。

— 図 16
Level 1 の国選択
2026-07-16
Level 1 の国選択
「Level 1」の本人確認モーダルで、「Country」に選んだ国が表示され、「Confirm」で確定できます。 出典: chainhelm 編集チーム

「Level 1 - Completed」と表示され、本人確認の完了で解放された上限を確認できます。入金(「Deposit」)と暗号資産の売買(「Buy Crypto」「Sell Crypto」)は「No Limit」、出金(「Withdraw」)は「20000 USDT Daily」です。

さらに全機能を使いたい場合は「Advanced Verification」で上位の本人確認に進めます。そのまま入金する場合は「Deposit Now」を押します。

— 図 17
Level 1 完了と利用上限
2026-07-16
Level 1 完了と利用上限
Level 1 完了の画面で、入金・売買は無制限、出金は 1 日 20000 USDT までと示されています。 出典: chainhelm 編集チーム

登録と国を選ぶだけの Level 1 認証を終えれば入金と取引はすぐに使え、出金は 1 日 20000 USDT まで、全機能は Advanced Verification で解放できます。

BitMart 紹介コードは登録後に追加できない

紹介コードは登録時のみ入力可能で、 後付けはできません。

紹介コードを入力せずにアカウント登録を完了した場合、 後から紹介コードを紐づけることはできないので、 注意してください。

なお、 まだKYC(本人確認)が完了していないのであれば、 新規アカウントを作成することも可能なので、 選択肢として検討してください。

  • 紹介コード入力欄に cyFge7 が表示されているか
  • アカウント作成完了前に紹介コード欄を再確認

BitMart とは

BitMart の規模と運営体制

BitMart は 2017 年に Sheldon Xia が設立し、2018 年 3 月に一般公開されたグローバル取引所です。準拠法上の登記はケイマン諸島に置きつつ、現在ユーザーが契約する主体は GBM Global Inc.(マーシャル諸島)、運営会社は Bachi.Tech Corp(米ニュージャージー)、EU 向けサービスは UAB GBM Global(リトアニア)と、地域ごとのライセンス運用に合わせた多層のグループ構造をとっています。これは矛盾ではなく、規制の異なる市場に別法人で対応した結果です。

経営体制は、2025 年 4 月にグローバル CEO が Nenter(Nathan)Chow に交代し、創業者の Xia はグループ President に退いています。取扱商品は現物(1,700 銘柄超)、USDT・コイン建ての先物(BTC/ETH で最大 200 倍)、マージン、株式や金などを扱う TradFi トークン化資産ゾーン(200 銘柄超、2026 年上期ローンチ)、Earn、コピートレード、Web3 ウォレット、NFT、BitMart Visa カードまで広く、総合型の取引所として位置づけられます。

1,200 万人超登録ユーザー(自社公表)180 か国以上
45 位CoinGecko 現物取引所ランクTrust Score 7/10
10 位CoinMarketCap デリバティブ2026-07-16 時点

規模の絶対値で見ると、現物の 24 時間出来高は出典により約 15〜19 億ドルとばらつきがあり、CoinPaprika は wash trading(見せかけの出来高)の懸念も指摘しています。一方でデリバティブの 24 時間出来高は数百億ドル規模で、日によって大きく変動します。上の指標が示すとおり、登録ユーザー数の規模は大きい一方で、現物板は中位・デリバティブは上位という濃淡があり、この差は次章の「特徴」にそのまま表れます。

取引手数料と BMX による割引

取引コストは、取引手数料だけでなく入出金のコストまで含めて見ないと実際の負担が見えません。ここでは検証時点(2026-07-16)の代表的な水準を示します。

現物取引手数料
Maker・Taker とも 0.25% が一般的(0.15% とする出典もあり、取引ペアの区分によって変動します)
無期限先物手数料
Maker 0.02% / Taker 0.06% のフラット

さらに、ネイティブトークンの BMX で取引手数料を支払うと、現物手数料が 25% 控除されます。これは取引所が発行するトークンの用途の一つで、素の手数料とは別に効くコスト低減の仕組みです。手数料の全ティアを並べるとすぐ古くなるため、ここでは代表的な水準にとどめますが、現物中心か先物中心かで実質コストの見え方が変わる点は押さえておくとよいでしょう。

BitMart の特徴

BitMart ならではの強み

BitMart の強みは、幅広い銘柄と多様な商品を一つの場所で扱える総合性にあります。事実を並べるだけでなく、それが「誰に向くか」まで踏み込むと輪郭がはっきりします。

アルトコイン・小型銘柄の上場幅
現物 1,700 銘柄超に加え、Launchpad で 379 プロジェクトを扱ってきた早期上場ベニュー
暗号資産と TradFi トークン化資産の統合
株式・金・主要株価指数・原油・為替などを USDT 建て・24/7 で 1 画面(2026 年上期ローンチ)
高レバレッジ先物
BTC/ETH で最大 200 倍の無期限先物
BMX による手数料割引
ネイティブトークン BMX で手数料を支払うと控除が効くモデル
BitMart Visa カード
115 か国以上で使え、利用額に対し最大 5.5% のリワード

相対的な立ち位置を見ると、現物は中位クラス(CoinGecko で約 45 位、Trust Score 7/10)ながら、デリバティブは上位(CoinMarketCap で 10 位)という非対称が特徴です。つまり、最上位クラスの現物板の厚みが必須ではなく、上場幅とデリバティブを優先するトレーダーにこそ向く取引所だと言えます。

他の取引所を選んだ方がよいケース

一方で、すべての人に最適とは限りません。セキュリティや透明性を最優先する層にとっては、監査済みの包括的な Proof of Reserves を持たず、2021 年に大型ハッキングの履歴を抱える BitMart よりも、Proof of Reserves を監査済みの競合を選ぶ方が合理的な場合があります。また、ニューヨーク州の居住者はグローバル版を利用できません。

比較時の注意報告される出来高は現物とデリバティブが混在し、wash trading を含みうるほか、上場銘柄数も水増しされることがあります。ヘッドラインの出来高だけで判断せず、少数の中立的な指標で見比べるのが安全です。

BitMart の規制動向

世界各国でのライセンスと規制の方向性

BitMart は、規制市場でのライセンス取得を段階的に進めてきました。次の主なマイルストーンは、その footprint の広がりを示すものです。

2018-04-30
米 FinCEN に MSB(Money Services Business)として登録。あわせて州ごとの Money Transmitter License も取得。
2026-02
別法人 BitMart US が全 50 州および準州をカバーする体制へ。

EU では UAB GBM Global(リトアニア)経由の VASP 登録をベースに、MiCA の CASP 認可へ移行を進めています。全体としては、米国の 50 州対応や EU の MiCA 移行、韓国のトラベルルール対応など規制市場への拡大を進める一方で、広い制限国リストも維持するという二面性があります。読者としては、BitMart が「規制に寄せつつも、利用できない国を広く残している」段階にあると理解しておくとよいでしょう。

◆ ◇ ◆

利用が制限・除外される地域と別法人 BitMart US

利用規約(User Agreement)§1.5(2024-12-30 更新)では、キューバ、クリミア、フランス、香港、イラン、北朝鮮(DPRK)、オランダ、ニューヨーク州、DNR・LNR が地理的に除外されています。制限がかかるのはニューヨーク州(一部)で、2026-07-16 時点では、この定常的な制限リストを超える、日付の確定した市場撤退イベントは確認されていません。日本はこの除外リストに明示的には含まれていません(読者個別の利用可否は次章で詳しく扱います)。

米国の読者へ米国の利用者に対しては、グローバル版ではなく別法人の BitMart US(bitmart.us)が窓口になります。オンボーディングや KYC はグローバル版とは別で、登録先を取り違えないよう注意が必要です。

日本での BitMart の利用可否

金融庁(FSA)登録の有無と BitMart の位置づけ

BitMart は、日本の金融庁(FSA)に暗号資産交換業者として登録されていません。ただし同時に、FSA が公表する無登録業者への警告リストにも掲載されていません。

金融庁(FSA)への登録
なし(暗号資産交換業者として未登録)
FSA 無登録業者の警告リスト
掲載なし
利用規約(ToS)の制限国
日本は対象外

利用規約の制限国リストにも日本は含まれておらず、日本語 UI も完備されているため、アクセス自体は事実上妨げられていません。整理すると、BitMart は「明示的に禁止されてはいないが、日本の登録もない」というグレーな状態にあります。断定はできませんが、この位置づけを踏まえたうえで利用を判断する必要があります。

グローバル版と FSA 登録の国内業者の選び方

日本の読者はグローバル版に登録して利用できますが、その場合は日本の登録を持たない取引所を使うことになります。どちらが良いかを一方に寄せず、正直なトレードオフとして並べておきます。

グローバル版

BitMart(グローバル版)

上場銘柄や機能が広い。一方で日本の登録がなく、税務の扱いや自己責任の面に注意が必要。
国内業者

FSA 登録の国内取引所

bitbank、Coincheck、bitFlyer、Binance Japan など。規制の保護と円建ての入出金がある一方、取扱銘柄や機能は限定的。

グローバル版も選択肢になり得るのは、明示的に禁止されておらず、日本に BitMart の現地法人もないグレーな状況だからで、可否を断定せず注意喚起にとどめる範囲までです。規制の保護や円建ての利便性を重視するなら、FSA 登録の国内業者を選ぶのが自然で、その場合は紹介コードを経由しない選択になります。最適な入口は、読者自身の優先順位で決まります。

BitMart 利用前に把握すべきリスク

2021 年のハッキングと資産保全(Proof of Reserves)の実績

BitMart を使ううえで最も重く見るべきは、取引所が預かった資産をどれだけ守れるかという相手方リスクです。ここは一般論ではなく、BitMart 自身の実績で判断します。

2021 年 12 月のハッキング秘密鍵の漏洩・侵害により、Ethereum と BNB Chain 上のホットウォレットから資産が流出しました。被害額はセキュリティ各社の推計で約 1 億 9,600 万ドル、BitMart 自身は約 1 億 5,000 万ドルと説明しています。BitMart は自己資金からの補償を表明しました。

資産保全の体制を見ると、監査済みの包括的な Proof of Reserves(Merkle-tree 方式)はまだ整備中です。CER.live のグレードは A(80/100)、資金保険は「あり」とされるものの金額は非開示で、ISO 27001 や CCSS の認証はありません。FTX や Mt.Gox のような汎用の破綻史は背景にすぎず、判断の軸はあくまで BitMart 自身のこうした track record です。

◆ ◇ ◆

出金・入金の凍結と補償遅延の履歴

資産を実際に引き出せるかという観点では、上記ハッキングの際に入出金が停止された事実が参考になります。停止は 2021-12-07 に再開されましたが、一部の利用者は約 5 週間の補償遅延を報告しました。頻発している事象ではありませんが、非常時には資金へのアクセスが一時的に止まりうる点は、Proof of Reserves の有無とは別の軸として押さえておくべきです。

利用者に及ぶ規制リスク(FTC 調査と締め出しの可能性)

2021 年の侵害は、米 FTC による暗号資産分野で初の調査(2022 年、運営会社 Bachi.Tech に対するもの)を招きました。BitMart による民事調査要求(Civil Investigative Demand)の無効化申立ては却下され、案件は 2023 年に終結したと報じられています。

もう一つの規制リスクは、利用できる範囲が将来狭まりうることです。制限・除外国のリストが広く、かつ拡大傾向にあること、そして複数の主要法域で無登録であることを踏まえると、今は使えても後から締め出される可能性は否定できません。現時点の国別の可否は前章のとおりですが、こうした方向性はリスクとして意識しておくとよいでしょう。